ドラゴン怒りの鉄拳  精武門
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●ブルース・リー映画の原点、精武門!「ドラゴン怒りの鉄拳」
ブルース・リー香港映画主演第2作「ドラゴン怒りの鉄拳」。
香港リー主演作の中では一番シリアスで、個人的にはかなり好きな作品。
神技ともいえるハイキックやヌンチャクなどのカンフーテクニック、日本刀とのスリリングな対決、唯一のラブシーン、悪役橋本力(大魔神)の存在感等、見所も多い。また、トレードマークともいえる怪鳥音もこの映画から発するようになり、ブルース・リー映画の魅力はこの映画によって完成されたといっても過言ではない。
アジア圏では72年に公開され大ヒットしたようだが日本人が悪役だった事もあり、日本ではまったく無視された。また当時の日本は、香港映画自体を興行的に商売にならないと見下していたような所もあり、あのソニー千葉こと千葉真一が、リーからの共演のオファーを相手にせず断った等、今では信じられないエピソードも残っている。

●リー扮するチェンの師匠という設定であり、精武館の創始者である中国武道の巨人、霍元甲(1869-1910)は中国の実在の人物で国民的英雄。劇中に登場する遺影は実物のもの。85年に発売されたポニー盤LDの日本語訳ではフー・ユンチャーと表記されているが、1999年に発売された世界共通盤DVDの日本語訳では、フォック・ユンカップと表記、読売新聞表記ではフオ・ユエンチア。発音を聞くとフォック・ユンカップと聞こえるようだが…。

●いくら錯乱したとしても頭をスコップで殴る事はないだろうとか、流れ弾に当たって後ろの人たちも危ないエンディングとか突っ込み所も多いが、日本人的に気になるシーンといえば、後ろ前に穿いている袴、腹巻をしめているのは日本人の証?、日本初劇場公開時にカットされたお座敷ストリップ、チェン(リー)が追っ手を逃れ夜の墓場で焚き火をしながら食べているのは犬?…など。
また、個人的に気になるシーンは、冒頭、雨の中、いかにもカラッポのスーツケースを持って道場に駆け込んでくるリーが一瞬滑るシーンと、そのすぐ後一人残ったワン・チュン・シン演じる料理人のティエン(※ブルーレイ版字幕ティン)の伏線ばりばりのアップだったりもする。

●ラスト、リーに蹴り飛ばされる鈴木のスタントマンが、ジャッキー・チェンだったというのは有名な話だが、日本の道場に殴り込んだリーが闘うシーンの18分27秒あたりで、リーに投げられるのはラム・チェンイン、ユン・ピョウとの事。また、18分30秒あたりでリーの右の裏拳で倒されるのがジャッキー・チェンらしい。(いずれもパイオニア発売DVD盤での分数表記)
警察署長を演じているのは監督のロー・ウェイ。執事のフェン・クワイ・シャー(※ブルーレイ版字幕フォン)は、後のブルース・リーに少なからずとも影響を与えた武術指導のハン・インチュー(「危機一発」の悪ボス役)。
また、橋本力が演じた鈴木役に、当初、リーは友人でもあった倉田保昭を予定していたらしい。
映画会社との契約の関係で断念したそうであるが、もし実現していたら、また違う「怒りの鉄拳」になっていたであろう。

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LD & DVD & VCD GALLERY
●国内盤LD
1985年12月21日
ポニー<G88F0071>
●香港盤LD
1989年?<F0031 C88>
STAR PAGING LASER DISC LTD./
VIRGIN VISION (FAR EAST) LTD.
シネスコサイズ、広東語版音声のみ収録。
オープニングクレジットカンパニーは A GOLDEN HARVEST PRESENTATION。
冒頭の空バックにテロップ表記は無し。サイドAは冒頭のPONY VIDEO等のクレジット約26秒後、本編約53分22秒。サイドBは本編約52分48秒。合計約106分10秒版。
タイトル表記は「精武門 FIST OF FURY」。

日本初劇場公開時にカットされたお座敷ストリップも収録。
ジョセフ・クー作曲のオープニングテーマ曲はコーラスバージョン、エンディングは女性ボーカル北京語バージョン。エンディングクレジットの文字は白。音楽終了とともに、画面がブルーバックの文字のみのクレジット表記に変る。
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●米国盤LD
THE CHINESE CONNECTION
1993年9月1日
CBS FOX VIDEO<6121-85>
シネスコサイズ、英語音声版。コロンビア映画配給 Columbia Picturesクレジットカンパニー表記、米国リバイバル版。サイドAは冒頭のCBS FOX VIDEOクレジット表記27秒、本編48分27秒。サイドBは本編約58分。本編合計約106分27秒版。LDの中では一番画質が良い。
冒頭の空バックにテロップ表記は無し。オープニングテーマ曲はコーラスバージョン、エンディングは女性ボーカル北京語バージョン。エンディングは音楽が終了してもリーのストップモーションが続く。エンディングクレジットの文字は黄色。
タイトル表記は「精武門 THE CHINESE CONNECTION」。
米国では「THE CHINESE CONNECTION」と「FIST OF FURY」の英語タイトルが逆に扱われている。
ちなみにジャケットの写真は逆版だが、蹴られているのはユン・ワー(「カンフーハッスル」の豚小屋砦の大家役。「燃えよドラゴン」ではリーのスタントを努め宴会場でハンが2回目に投げたリンゴを受け取る男も演じている)。
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●BRUCE LEE 李小龍大全集 国内盤LD
ドラゴン怒りの鉄拳
1992年7月1日 ポニー<PCLP00329>
ドラゴン危機一発/ドラゴン怒りの鉄拳/ドラゴンへの道/死亡遊戯/死亡の塔/ブルース・リーの神話 6作品収録
<BOX特典>完全限定ナンバリングBOX/写真集付豪華解説書(24ページ)/オリジナル・テレフォンカード(2枚)

●ドラゴン怒りの鉄拳
シネスコサイズ、広東語・英語版両音声収録。
オープニングクレジットカンパニーは A GOLDEN HARVEST PRESENTATION。
サイドAは冒頭のPONY CANYON等のクレジット約37秒後、本編約53分22秒。
サイドBは本編約52分48秒。
合計約106分10秒版。本編映像はポニー初盤とAB面の切替部分含めて同内容。
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●タイ盤VCD
DIGITAL RIGHT PICTURES
1993年 <VCD 045>
PAL方式 テレビサイズ収録(オープニングとエンディングクレジットのみシネスコサイズ収録) ピクチャーディスク2枚組。ビデオCDなので、画像はVHSレベル。
オープニングカンパニークレジットはMedia Asia Group。タイ語吹替音声版。冒頭の英語・中国語テロップとタイトルはタイ語でナレーションとして語られる。
オープニングテーマ曲はコーラスバージョン、エンディングは女性ボーカル北京語バージョン。エンディングクレジットの文字は白。音楽終了とともに画面がブルーバックの文字のみクレジット表記に変る。お座敷ストリップのシーンはカット。
格闘シーンではリー本人の怪鳥音に、さらに吹替え声優のかけ声がかぶさり、かなりうるさい。オリジナル香港版ポスターのイメージを流用した劇画チックなジャケットだが、リーのイラストが小さくセンターのジェームズ・ティエン(田俊)が主役のように見えてしまう。
 
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97年米国盤DVD 98年米国再発盤DVD 99年米国盤DVD
●米国初盤DVD
THE CHINESE CONNECTION
1997年 <00133>
DIGITAL MULTIMEDIA LIMITED
●米国再発盤DVD 
THE CHINESE CONNECTION
1998年 <05-81004>
GOODTIMES ENTERTAINMENT
●米国カップリング盤DVD
THE CHINESE CONNECTION
1999年4月1日 <DVD9 9097>
MADACY ENTERTAINMENT
英語版、テレビサイズ、チャプター付、コードフリー。
オープニングクレジットカンパニー、エンディングクレジット表記等カット。
冒頭の空バックにテロップ表記は無し。タイトル表記が「精武門 THE CHINESE CONNECTION」なので米国公開版のテレビサイズ版と思われる。
105分13秒版。画質はVHSレベル、DVDとしてはかなり悪い。
英語版 シネスコスクイーズ収録、コードフリー、チャプター付。
NATIONAL GENERAL PICTURES Presentクレジットカンパニー表記米国公開版(エンディングにも表記)。
本編103分22秒収録版。
収録分数が違うは、おそらく再生スピードが違うPALマスター等の影響と思われる。
本編再生中ずっと右下に、小さくGTと表記される。DVDとしては解像度も甘くボケ気味だ。
「ドラゴン危機一発」とのカップリング英語版。
テレビサイズ収録、コードフリー、チャプター付。ブルース・リークイズ、バイオグラフィー、マーシャルアーツ紹介などの文字情報特典収録。オープニングクレジットカンパニーはカットされているが、エンディングクレジットに NATIONAL GENERAL PICTURES Presentが表記される米国公開版のテレビサイズ版。
再生スピードがかなり遅く、124分3秒版となっている。おそらくコピー物と思われ画質はかなり悪い。
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99年香港盤DVD
●香港盤DVD 精武門
1999年2月10日 MEGA STAR VIDEO
<MS/DVD/047/99>
シネスコ・ノンスクィーズ方式、世界共通仕様版コードフリー、限定特製シルバーボックス仕様の豪華盤。
PALマスター仕様、早送り101分38秒収録版。
音声は1.広東語(5.1chサラウンド) 、2.北京語(5.1chサラウンド)、3.英語(5.1chサラウンド) 、4.広東語音声解説、5.英語音声解説収録。
字幕は1.中国古語字幕、2.中国簡体字幕、3.英語字幕、4.日本語字幕、5.韓国語字幕、6.マレー語字幕、7.タイ語字幕、8.ベトナム語字幕、9.スペイン語字幕収録。
特典映像として「死亡遊戯」未公開映像集、リー主演5作品香港版オリジナル予告編収録。
BOX特典として特製コースター4枚セット付。
オープニングカンパニークレジットはMedia Asia Group。冒頭のテロップは英語と中国語表記有り。タイトル表記は「精武門 FIST OF FURY」。
オープニングテーマ曲はコーラスバージョン、エンディングは女性ボーカル北京語バージョン。エンディングクレジットの文字は白。音楽終了とともに画面がブルーバックの文字のみクレジット表記に変る。
ちなみに、北京語音声版でロバート・ベイカーが喋る英語の台詞を吹替えているのはリー本人。
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●DTS音声国内盤BOX
2001年8月10日
パイオニアLDC<PIBF-1366>
本編映像は上記1999年香港盤DVDと同じだが、新たにDTS音声が追加されピクチャーディスク仕様にグレードアップ。
各作品の名場面集付解説映像「ドラゴンズ・イン・ザ・カメラズ・アイ」、龍の刻印入りミニチュアマスコットヌンチャク、対訳解説書(国内盤のみ)といったこのBOXセットでしか入手できない映像&アイテムがある。
「死亡遊戯」未公開映像集、フォトギャラリーはBONUS MATERIALSのENGLISHメニューからリモコンボタンの1127(リーの誕生日)を押す事により視聴可能。初回限定版。
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●米国盤DVD
BRUCE LEE THE MASTER COLLECTION/
THE CHINESE CONNECTION
2001年7月 CBS FOX VIDEO<#2001415>
コロンビア映画配給 Columbia Picturesクレジットカンパニー表記、米国リバイバル版。
上記1993年9月にCBS FOX VIDEOよりリリースされた米国盤LDと同内容。
シネスコ・ノンスクイーズ仕様、チャプター付、 英語音声、英語字幕収録。
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99年中国盤DVD 2002年イタリア盤DVD
●中国盤DVD 精武門
1999年広東音像出版社
<D-DVD2168>
●イタリア盤DVD
DALLA CINA CON FURORE
2002年 BMG VIDEO<DVD ED 40>
シネスコ・ノンスクイーズ仕様。本編103分37秒収録版。
オープニングカンパニークレジットはA GOLDEN HARVEST PRESENTATION。
北京語音声5.1chサラウンド、北京語・英語字幕収録、チャプター付。
オープニングとエンディングには、日本初劇場公開版のマイク・レメディオス(中国人)の唄う主題歌が流れる。

ラストのリーの静止画はエンディングの音楽終了とともに、黒バックに白文字のクレジット表記に変る(米国版は文字色が黄色)。
画質はそこそこ良い。
お座敷ストリップシーンがカットされている。
コードフリー、ノンスクイーズ仕様。PALマスター仕様早送り本編100分41秒収録版。イタリア語音声のみ収録。
オープニングクレジットカンパニーは○YARI SCOPE(シネスコ収録だが左右が切れているため判読不能)と表記されるので、おそらく○YARIという会社がイタリアで公開した時のフィルムがマスターになっているもよう。
冒頭のテロップ、オープニングクレジットともにイタリア語版クレジットに差換えられているが、オリジナル版のイメージを残したマカロニっぽいイタリア語版クレジットが良い。
オープニングテーマ曲はコーラスバージョン、エンディングは女性ボーカル北京語バージョン。エンディングクレジットもイタリア語版に差替。チャプター付だが、特典映像の類は未収録。
画質は決して良くはないが、かなりレア。
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2001年ドイツ盤DVD
●ドイツ盤DVD
TODESGRUSSE AUS SHANGHAI
2001年 LEGOCART
<74321 84297 9>
コード2、スクイーズ方式、PALマスター仕様早送り94分51秒収録版
ドイツ語・英語モノ音声収録、字幕無し
オープニングクレジットカンパニーは A GOLDEN HARVEST PRESENTATION

リーが道場に戻り、師の墓で号泣・錯乱する冒頭のシークエンスが丸ごとカットされ、すぐにクレジットタイトルが始まる。
さらにタイトル表記の「精武門 FIST OF FURY」が終わると黒バックの英語表記クレジットタイトルに差替えられる。
※本ディスク収録のオープニング・クレジットタイトルの映像は、日本初公開時<東和版>のクレジットタイトルと同じものとなるが、音楽はマイク・レメディオスが唄う主題歌ではなく女性コーラスバージョン。

リーが虚ろな表情で力なく道場に座っているシーンから物語が始まるので、かなりの唐突感がある。画質が良いだけに残念だ。
エンディングは女性ボーカル北京語バージョンだが、エンディングクレジットはまるまるカットされ「ENDE」の文字のみ表記。
お座敷ストリップシーンは収録。
特典映像としてブルース・リーのバイオグラフィー・フィルモグラフィー、静止画スチールギャラリー、各劇場予告編が収録。
※劇場予告編は英語版クレジット「ドラゴン危機一発」/ノークレジット英語音声版「ドラゴン怒りの鉄拳」「ドラゴンへの道」/英語版「死亡遊戯」「ブルース・リーの神話」他がスクイーズ収録されている。
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●英国盤DVD FIST of FURY
2001年2月19日 <MDV 472>
Medusa Communications and
Marketing Ltd.
コード2、スクイーズ方式、PALマスター仕様早送り101分40秒収録版。
HONG KONG LEGENDSシリーズ、スペシャルコレクターズエディション。
オープニングカンパニークレジットはMedia Asia Group。冒頭のテロップは英語と中国語表記有り。タイトル表記は「精武門 FIST OF FURY」。

本編及び特典映像の香港版オリジナル劇場予告編ともスクイーズ方式で収録。細かいフィルムノイズまできれいに除去され、画質はかなり良い。

凝ったメニュー画面からは、チャプター選択、動画によるブルース・リーバイオグラフィー、香港版オリジナル劇場予告編と英国盤DVDプロモーション用予告編、本邦初公開ともいえるレア写真が満載のフォトギャラリー、マックス・リー(日本の道場に乗り込んだリーに最初にやられる背の小さい日本人悪役)とトニー・リウ(門下生の一人、危機一発では社長の息子役)の現在のインタビューなど豊富な特典映像が収録されている。

音声は広東語(5.1ch)、英語(5.1ch)、ベイ・ローガン(香港映画評論家)による解説音声収録。英語・オランダ語字幕収録。
オープニングテーマ曲はコーラスバージョンだが、英語音声版ではエンディングにマイク・レメディオスの唄う主題歌が流れる。
エンディングクレジットの文字は白。音楽終了とともにブルーバックの文字のみクレジット表記に変る。
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●韓国盤DVD FIST of FURY
2002年3月14日
SRE Corporation<FDVD0305>
2002年韓国盤DVD
シネスコ・ノンスクィーズ方式、コードフリー。映像内容は1999年と2001年にリリースされたMEGA STAR VIDEO香港盤DVDと同じ。
音声は広東語(5.1chDTS/5.1chサラウンド)、北京語(5.1chサラウンド)収録。 字幕は韓国、英語字幕収録。
特典映像として、ブルース・リーバイオグラフィー、“JEET KUNE DOについて”として「死亡遊戯」未公開映像集、フォトギャラリー、同メーカーリリースの他作品予告編集が収録。「死亡遊戯」未公開映像集、フォトギャラリーはDTS音声国内盤DVD-BOX<PIBF-1366>のシークレットメニューから見られるものと同内容。
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●香港盤DVD FIST of FURY
2002年 DELTAMAC
<DVD78002>
MEGA STAR VIDEOからDELTAMACへの販売権利移行によるリニューアルリリース。
シネスコ・ノンスクィーズ方式、コード3・6、PALマスター仕様早送り101分40秒収録版。
オープニングクレジットカンパニーは A GOLDEN HARVEST PRESENTATION。
冒頭のテロップは英語と中国語表記有り。タイトル表記は「精武門 FIST OF FURY」。広東語・北京語(2.0ch)音声収録。字幕は中国古語・中国簡体・英語字幕収録。チャプター、香港版オリジナル予告編付。
オープニングテーマ曲はコーラスバージョン、エンディングは女性ボーカル北京語バージョン。エンディングクレジットの文字は白。音楽終了とともに、画面がブルーバックの文字のみクレジット表記に変る。
 
●スペイン盤DVD
FURIA ORIENTAL
2004年 manga films<D0134>
シネスコ・ノンスクィーズ方式、コード2、PALマスター仕様、早送り101分54秒収録版。
オープニングカンパニークレジットはMedia Asia Group。
冒頭のテロップは英語と中国語表記有り。タイトル表記は「精武門 FIST OF FURY」。
スペイン語・広東語(モノ)音声。スペイン語・中国語字幕収録。
チャプター付、スペイン語版予告篇(90秒)、スタッフ紹介(文字)、ブルース・リーバイオグラフィー(文字)、ジャッキー・チェン主演DVD紹介他。
オープニングテーマ曲はコーラスバージョン、エンディングは女性ボーカル北京語バージョン。エンディングクレジットの文字は白。音楽終了とともに画面がブルーバックの文字のみクレジット表記に変る。
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●香港盤DVD-BOX
李小龍電影全集/精武門
2004年4月29日 FORTUNE STAR
「燃えよドラゴン(龍爭虎鬥)」はこちら→

香港 FORTUNE STAR版。
「BRUCE LEE ULTIMATE DVD COLLECTION 李小龍電影全集」。
「危機一発(唐山大兄)」「怒りの鉄拳(精武門)」「ドラゴンへの道(猛龍過江)」「燃えよドラゴン(龍爭虎鬥)<香港公開版>」「死亡遊戯(死亡遊戯)」「死亡の塔(死亡塔)」の6作品に特典ディスクと36ページ写真集をボックスセット化。
リージョンコード3。BOXには限定シリアルナンバー入りプレート付。デラックス版にはコレクターズTシャツ付。

FORTUNE STAR社によりデジタル・リマスター化され、見違えるほど高画質になった「怒りの鉄拳」。
シネスコ・スクイーズ方式 英語版・中国語版選択式メニュー チャプターメニュー付 本編105分59秒版。
オープニングクレジットカンパニーは A GOLDEN HARVEST PRESENTATION。
オープニングテーマ曲はコーラスバージョン、エンディングは女性ボーカル北京語バージョン。エンディングクレジットの文字は白。音楽終了とともに、画面が黒バックの文字のみクレジット表記に変る。
※音声:広東語DOLBY5.1・DTS、北京語DOLBY5.1・DTS、香港劇場公開時オリジナル広東語
※字幕:中国古語・中国簡体・英語収録


■特典映像(特典ディスクに収録)
−フォトスチール&スライドショー ※各作品名場面スチール集
−香港版オリジナル劇場予告篇集
−NEW TRAILER 最新版予告篇集 ※ビデオクリップ的予告編
−「ENTER THE DRAGON」アメリカ公開版オープニング
−インタビュー集※サモ・ハン、サイモン・ヤム等のインタビュー映像
−「死亡遊戯」秘蔵映像&NG集

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●ドラゴンDVD ツインパック 国内盤
2005年7月8日
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
<UASD-44077>

上記香港FORTUNE STAR版をマスターとして国内リリースされたデジタル・リマスター版。
日本語版メニュー付 本編105分59秒版
※音声:広東語DOLBY5.1・DTS5.1
※字幕:日本語収録

「ドラゴンへの道」とのカップリング版BOXセット

■特典映像
−予告編集:オリジナル香港版劇場予告篇(4分38秒)、最新版予告篇(1分46秒)
−フォトギャラリー:写真集、スライドショー
−「イースタン・コンドル」「モンキーフィスト/猿拳」「ドラゴンへの道」予告篇収録
−ユン・ワー インタビュー(9分39秒)

スタントマン&脇役として参加したユン・ワーが当時の思い出を語る。

ユン・ワーは、公園の入口でリーに犬の真似をしろと悪態をつき、飛び蹴りを食らわされる日本人役で出演。(「カンフーハッスル」では豚小屋砦の大家役。また、「燃えよドラゴン」ではリーのスタントを努め、宴会場でハンが2回目に投げたリンゴを受け取る男も演じている。)
※ちなみに、2009年4月19日(日)、BS-TBSにて本マスターを使用したHD版が放送されたが、このユン・ワーの登場するシークエンスは丸ごとカットされていた。

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Blu-ray GALLERY
●香港盤Blu-ray 精武門
2009年8月6日
KAM & RONSON Entertainment Ltd.
<KBR3281>

「精武門」初のブルーレイ・リリース。
HD版となり解像度も上がっているようだが、上記FORTUNE STAR社デジタル・リマスター仕様の国内盤DVDと比較しても、ややアンダーで発色が劣る。
フィルムライクともいえなくはないが、2009年4月19日(日)、BS-TBSにて放送されたFORTUNE STAR社のデジタル・リマスター仕様のHD版とは明らかに画質が違う(映像内容自体は、FORTUNE STAR社のデジタル・リマスター版と同じ)。
特典映像が、ユン・ワーのインタビューのみというのも寂しい。

50GB Blu-ray Disc 映像コーディックMPEG-4 AVC シネスコサイズ(2.35:1) 1080p(1920x1080) 本編106分10秒版

−音声:広東語 DTS-HD Master Audio 7.1、広東語 DOLBY TrueHD 7.1、北京語 DOLBY DigitalEX 6.1、タイ語 DOLBY digitalEX 6.1
−字幕:中国語(繁體中文)/英語/タイ語収録
−国内のブルーレイ・プレイヤーでも視聴可能なコードA

※ブルーレイのリージョンコードは世界を3地域に分けている。日本は南北アメリカ・東南アジアと同じコードA、ヨーロッパはコードB。HD映像にはPALとNTSCといった方式の違いは無い
−アウターケース仕様

■特典映像
−ユン・ワー インタビュー(※上記国内盤DVD<UASD-44077>収録と同内容、9分39秒)

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●国内盤Blu-ray
2010年11月26日
ツイン/パラマウントジャパン
<PBW 300006>
上記 KAM & RONSON よりリリースされた香港盤ブルーレイ<KBR3281>と同じマスターを使用した国内盤ブルーレイ。

オリジナル・プリントから完全修復した「オリジナル・リマスター版」という事だが、画質的には2009年4月19日(日)、BS-TBSにて放送されたFORTUNE STAR社のデジタル・リマスター仕様のHD版(※カット版)より見劣りする。
画質の良し悪しは個人の好みによる所も大きいが、アンダーで発色が劣りHD版としてはやや物足りない。

−本編:映像コーディックMPEG-4 AVC シネスコサイズ(2.35:1) 1080p(1920x1080) 本編106分10秒版 日本語字幕収録
−音声:広東語 DTS-HD Master Audio 7.1、広東語 DOLBY TrueHD 7.1


■特典映像
−ユン・ワー インタビュー
(※上記国内盤DVD<UASD-44077>、香港盤ブルーレイ<KBR3281>収録と同内容9分39秒)
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●エクストリーム・エディション
国内盤Blu-ray
2012年11月9日
ツイン/パラマウントジャパン
<PPWB 300006>
■本編
映像コーディックMPEG-4 AVC シネスコサイズ(2.35:1) 1080p(1920x1080) 106分10秒版 日本語字幕収録

※上記香港盤ブルーレイ<KBR3281>、国内盤ブルーレイ<PBW 300006>と本編映像は同じ。
特典映像に収録されている日本劇場初公開時<東和版>を視聴した後に観るとバリバリの高画質感を受ける。
トップメニュー、ポップアップメニュー、チャプターメニュー付

■音声
−広東語 DTS-HD Master Audio 7.1ch
−広東語 Dolby TrueHD 7.1ch
−北京語 Dolby Digital EX 6.1ch
−英語 Dolby Digital 5.1ch
−日本語吹替(中尾彬版) Dolby Digital 2.0ch モノラ
−日本語吹替 (津嘉山正種版) Dolby Digital 2.0ch モノラル


■特典映像
−日本劇場初公開時英語版本編(98分14秒版)
※チャプターメニューはないがチャプター付
2010年に同じく初公開版「死亡遊戯」とともに国立フィルムセンターにて発見された日本劇場初公開<東和版>のフィルムをまるごと収録。経年劣化により変色していたフィルムをデジタル処理で視聴可能な状態まで復元。
場末の名画座で観るようなフィルムノイズ、コマ落ち、音飛びが散見する「グラインドハウス」状態のフィルムだが、よくぞここまで復元してくれたもの。一応、HD画質なのが泣ける。

ワン・チュン・シン演じる料理人のティエン(※ブルーレイ版字幕ティン)との闘いが、約40秒程まるごと抜け落ちているのが残念だが一つ間違えば廃棄処分されていた可能性もあったわけだから、まさに奇跡の収録。
フィルム右側の縦手書き焼き込み日本語字幕もレア。

なお今回の収録に合わせて、マイク・レメディオスが唄うクレジットタイトル部分に音楽JOSEPH KOO”(ジョセフ・クー)の文字(名前)が後合成されている。
上記2001年リリースのドイツ盤DVD<74321 84297 9>のオープニング・クレジットタイトルの映像部分(※音楽は女性コーラスバージョン)は日本初公開<東和版>と同じものとなるが、JOSEPH KOOの文字はない。
また、1985年1月28日「月曜ロードショー」にて放送された日本初公開<東和版>(テレビサイズトリミング版※津嘉山正種吹替版)のクレジットタイトルにも同じようにJOSEPH KOOの文字はない。
日本初公開時のものという事であれば、名前の抜け落ちたままで収録すべきであろうが、著作権上の問題でやむなく合成されたものと推測する。

−予告編集 【一部国内盤初収録】
・広東語予告編A(4分10秒)シネスコサイズ※テロップ表示が少ないバージョンとなる。
・広東語予告編B(4分40秒)シネスコサイズ※上記国内盤DVD<UASD-44077>収録と同じバージョンとなるが画質はかなり劣る。
・北京語予告編(4分40秒)シネスコサイズ※広東語予告編Bの北京語音声版のようだ。画質は悪い。
・英語予告編(4分03秒)スタンダードサイズ※英語音声版。タイトル以外のテロップ表示がない。
・英語最新版予告編(1分49秒)※シネスコとビスタの中間サイズ。上記国内盤DVD<UASD-44077>収録と同じバージョン(画質も同じ)。ハイキックのオンパレード等かなりカッコいい。
・最新版予告編(1分47秒)※シネスコサイズ。収録サイズの違いのみで上記英語最新版予告編との差異はないようだ。

−オープニング映像集 【国内盤初収録】
・米国公開版オープニング(5分26秒)スタンダードサイズ
※タイトル表記「精武門 THE CHINESE CONNECTION」版。米国盤LD<6121-85>・米国初盤DVD<00133>等に収録のオープニング映像。
・別英語オープニング(4分48秒)
※ドイツ盤DVD<74321 84297 9>に収録されていたものとほぼ同内容。日本初公開<東和版>のクレジットタイトルでJOSEPH KOO文字表記がなく、音楽は女性コーラスバージョン(マイク・レメディオスが唄う主題歌ではない)。

−北京語主題歌版エンディング(1分19秒)(ビスタサイズ)【国内盤初収録】

−83年リバイバル時TVスポット(27秒)【初収録】
※1983年10月22日(土)「危機一発」「怒りの鉄拳」の2本立てで全国東映系にてどすんと一斉公開された際のTVスポット“南無阿弥陀仏の、暇もない。”版収録。VHSテープから起こしたものと思われる。

−インタビュー/ユン・ワー(9分39秒)
※上記国内盤DVD<UASD-44077>、香港盤ブルーレイ<KBR3281>、国内盤ブルーレイ<PBW 300006>収録と同内容

−フォトギャラリー/写真集・スライドショー
※上記国内盤DVD<UASD-44077>収録と同内容
■封入特典
−日本劇場公開時パンフレット復刻版<縮刷版>
−リバーシブル仕様ジャケット(オリジナル・ポスターデザイン)

※上記ジャケット画像にオンマウス

−Oリング仕様※スリーブ式外箱パッケージ
−香港公開時チラシ復刻版<縮刷>
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SOUNDTRACK-CD GALLERY
●WALK ON MY WAY BRUCE LEE
ウォーク・オン・マイ・ウェイ ブルース・リー
ブルース・リー主演作品サントラ盤CD-BOX
1999年 トライアロウ MADE IN TAIWAN
「ドラゴン危機一発」「ドラゴン怒りの鉄拳」「ドラゴンへの道」「死亡遊戯」(以上東宝レコードTamレーベル版)、「燃えよドラゴン」(ゴールデン・スタジオ・オーケストラによるカバー※残念ながら、バッタもんだが愛着のあるスタンリー・マックスフィールド・オーケストラではない)以上リー主演5作品に「グリーン・ホーネット」、そして各作品のテーマ曲をアレンジしたカバーアルバム「ダンス・ウィズ・ドラゴン」をセット化した7枚組CD-BOX。

ビデオなど無かった時代。名シーンが劇中の台詞と効果音そのままに収録されていた東宝レコードTamレーベルは、好きな映画を自宅で追体験できるという貴重なアイテムだった。

紙ジャケット仕様で単品盤は帯も復刻。音源はアナログレコードからCD化されたものらしい。
また、外箱ボックスのデザインの元となったものは、やはり東宝Tamレーベルより発売されていた「マイ・ウェイ・オブ・カンフー」という、ディレクターズカット版冒頭に収録されたリーと高僧との会話のシーンからリーのセリフだけを流用し、他のサントラ収録曲と抱き合わせて発売した企画物のLPレコードジャケットとなる。シングル盤も同時発売されていた。
●WALK ON MY WAY
BRUCE LEE 35
ブルース・リー没後35周年記念
2008年11月27日
MADE IN TAIWAN
上記CD「ドラゴン危機一発」「ドラゴン怒りの鉄拳」「ドラゴンへの道」の日本初劇場公開英語版のサントラ盤三作を復刻しセット化したBOX-SET。
発売日の11月27日はブルース・リーの誕生日でもあり、ブルース・リー没後35周年を記念したもの(1973年7月20日死去※32歳)。
BOXのデザインも35周年の数字が入っただけでそのまま復刻。
同じく各作品も紙ジャケット仕様で復刻している。(帯は解説書に印刷)
■ドラゴン怒りの鉄拳
FIST OF FURY
(14曲収録)


もちろん主題歌はマイク・レメディオス版。
上記国内初盤LD(G88F0071)から続く「怒りの鉄拳」ソフト化において、一番最初に異和感を提起したのは他ならぬ、このアナログレコードを擦り切れるほど聞いていたマニア達だった。
エクストリーム・エディション国内盤Blu-rayの日本初劇場公開英語版本編で失われている料理人のティンとの闘い約40秒の音声も、6曲目の“なぜ先生を殺したのだ WHY DID YOU KILL MY TEACHER”で聞く事ができる。(封入解説書の曲目リストでは MY TEACHERがMT TEACHERに間違えている)

●ボーナストラック
−コーラスバージョン(北京語版)主題歌
−ドラゴン怒りの鉄拳(怪鳥音) FIST OF FURY (Another ver.)

※怪鳥音入りではなく怪鳥音無しとなる。
−広東語版劇場予告編で使われた「ツァラトゥストラはかく語りき」
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BRUCE LEE MOTION PICTURES ON PAPER
 
■ドラゴン怒りの鉄拳
※ペーパーシネマ パラパラブック
画像クリックでムービー再生
70年代当時物。少しずつ変化している写真やマンガを連続して見せるアニメーションの原理を利用したパラパラ写真ブック。ビデオが普及する以前、動くブルース・リーが手軽に見られる貴重なグッズだった。
上記映像左のようなシンプルな動きのものは、散見するフィルムノイズなども忠実に再現され、かなり効果的だが、右のような人数が多く動きの激しいシーンには不向きだった。
授業中、教科書やノートの隅に描かれる落書きアートの定番でもあった。(2009.05.03)

→「ウルトラQ」オープニングぱらぱらフィルムはこちら

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