ビートルズがやって来る ヤア!ヤア!ヤア! A HARD DAY'S NIGHT
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ロック映画・アイドル映画の歴史を変えた「A HARD DAY'S NIGHT」(1964年)

1963年、ユナイテッド・アーティスツは、イギリスのロックグループ、ビートルズの人気に便乗した主演映画を企画。人気の落ちないうちに、低予算で撮影し、レコード部門から発売するサントラ盤で儲けようと、ウォルター・シェンソンに製作を依頼した。
依頼を受けたウォルター・シェンソンは、ユナイテッド・アーティスツとの契約にあたり、後に大きな金のなる木となる「15年後に、映画の権利はウォルター・シェンソンのものとする。」という項目を含めた。
ユナイテッド・アーティスツは、ビートルズ人気を単なる一過性のものと受けとめたまま、シェンソンとの契約に合意した。
15年後の1980年、 ビートルズ主演第2作「HELP!」とともに、無事この映画の権利を得たシェンソンは、1982年にビートルズデビュー20周年記念として、ミュージッククリップ「I'LL Cry Instead」(ぼくが泣く)を冒頭に挿入した完全版として、ドルビーサウンドステレオ再録のニュープリント版を製作公開した(※国内では1982年3月12日公開)。
現在ソフト化されている、ロック映画・アイドル映画の原点「A HARD DAY'S NIGHT]は、すべてこのウォルター・シェンソンの権利下で発売されたものである。
1998年3月21日に国内リリースされた「メイキング・オブ・ア・ハード・デイズ・ナイト」DVD(廃盤)にも出演し、当時のエピソードを語ってくれたウォルター・シェンソンだが、2000年10月17日、残念ながら帰らぬ人となってしまった。

セミドキュメンタリーの手法で製作され、ビートルズの瑞々しい魅力に溢れた1964年の初主演作「A HARD DAY'S NIGHT」。そして、ビートルズ自身の成長により生れた不協和音が克明に記録されている解散間近のドキュメンタリー「LET IT BE」。
(→「LET IT BE」米国盤LDジャケットはこちら)
この2作品の間わずか6年。
成功の代償としてすべてをさらけだす事を求められ、いつも一緒にいなければならないといういらだちから、徐々にビートルズの存在そのものが邪魔になってしまった4人の心の移り変わりが、手にとるようにわかる終焉が寂しい。
「A HARD DAY'S NIGHT」と「LET IT BE」。ビートルズの初まりと終焉、初まりが新鮮であればあるほど、その終焉が切ない…。(2003.9.12)

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LD GALLERY
●国内初盤LD
1984年10月5日
Vestron Video/ポニー
<G88F5302>
●国内再発盤LD
1989年8月2日
Vestron Video/ポニーキャニオン
<G47F5445>
●クライテリオン盤LD
CLV版 1989年
ボイジャー社<CC1175L>

ミュージッククリップ「I'LL Cry Instead」(2分10秒)を冒頭に挿入し、ドルビーサウンドステレオで再録した82年ニュープリント本編89分14秒版を収録。国内では1982年3月12日にリバイバル公開されたバージョン。スタンダードサイズ収録。
冒頭の「I'll Cry Instead」と本編映像の間には、初公開時のUNITED ARTISTSのマーク入り。ジャケット裏面に解説付。
ステレオにリニューアルされた際の音源を使用しているが、「If I fell」演奏シーンでジョージがアンプに寄りかかろうとしてガタッとこける音はそのまま収録されている。


当時、ユナイテッド・アーティスツの社員であった現映画評論家水野晴郎がマンチェスターでのビートルズ公演を撮影したニュースフィルム「THE BEATLES COME TO TOWN」を、ビートルズの主演作と勘違いしてつけた邦題が「ビートルズがやって来る ヤア!ヤア!ヤア!」。なんと偶然の産物であったが、当時、動くビートルズを見られる貴重な映画であったこの映画にこの邦題。アイドル映画史上これほどインパクトのある優れた邦題はないだろう。
ちなみに、1979年8月14日に放送されたテレビ版では、冒頭の列車内で偶然乗り合わせた頑固オヤジとのシークエンス(列車の外からボールを取ってくれ!とからかうシュールなギャグのシーン)や、中盤ジョージがテレビスタジオ内の芸能プロダクション事務所に入り、新製品のシャツと女性アイドルの悪口を言うシーンなどは、バッサリとカットされていた。

●再発盤LDは、
8800円だった初盤を4700円のスーパープライスで再発したもの。オープニングのVestron Videoのマークが違う以外は、初盤と盤面の切換え含めて同じ。
初盤と同じくジャケット裏面に解説が記載されているが、内容がまったく同じ為、89年にリリースされたにも関わらず、”85年正月映画「ブロード・ストリートに愛をこめて」が待機中、お楽しみに”と記載されている。

 

下記ボイジャー社クライテリオンCAV版の特典映像を省き、廉価版としてリリースされたCLV版LD。

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●クライテリオン盤LD CAV版2枚組
1987年 ボイジャー社<CC1113L>

ボイジャー社クライテリオン盤としてリリースされたCAV版LD。CAV版はモノクロのコントラストが美しい滑らか高画質。スタンダードサイズ収録。
ミュージッククリップ「I'LL Cry Instead」(2分10秒)を冒頭に挿入し、ドルビーサウンドステレオで再録した82年の89分14秒収録版。
初盤国内LDにあった「If I fell」 演奏シーンで、ジョージがアンプに寄りかかろうとして、ガタッとこける音はカット。音声に手を入れてリリースされているようだ。
「I'LL Cry Instead」と本編映像の間のUNITED ARTISTSのマークは WALTER SHENSON Presents に差替えられている。
CAV版の特典映像として、82年版アメリカ劇場用予告編/リチャード・レスター監督インタビュー/短編映画「ザ・ランニング・ジャンピング・アンド・スタンディング」が収録。
(画質に関しては、→画像比較コーナー参照)

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●米国盤LD
1991年
MPI HOME VIDEO<MP1064D>
●国内盤LD デジタルリマスター[決定版]
1995年9月25日
VideoArts Music<VALJ-3428>
●デジタルリマスター[決定版]
発売キャンペーン 1995年
ビートルズ未発表VHSビデオ
「If I fell」 演奏シーンで、ジョージがアンプに寄りかかろうとしてガタッとこける音がそのまま収録されているので、おそらく国内初盤LDと同マスターと思われる。よって画質は悪く、特典映像も含まれていない。
冒頭の「I'LL Cry Instead」と本編映像の間のUNITED ARTISTSのマークは削除。
クライテリオン盤と同マスターを使用したものと思われ、クライテリオンCLV版とほぼ同じ画質。よって「If I fell」 演奏シーンで、ジョージがアンプに寄りかかろうとして、ガタッとこける音はカットされている。
日本語字幕もフル新訳され表示も小さい。
4ページ解説書付。
特典映像もクライテリオンCAV版と同じだが、新たに「ショウ・ビズ・アウォード受賞式」が収録されている。
未発表映像ビデオプレゼントキャンペーン付。
左記デジタルリマスター[]LDと同時発売の「HELP!」「メイキング・オブ・ア・ハード・デイズ・ナイト」を同時購入するともれなくもらえたビートルズ未発表VHSビデオ。
ビートルズの曲と演奏は一切使われていない。約10分ほどのニュース映像がメインで、 64年:凱旋帰国シーン/65年:第3回アメリカ公演からの帰国シーン/64年:市内パレードで10万人を動員したオランダ・ツアー/65年:MBE勲章を叙勲されたシーンが収録。一部アンソロジーとダブるシーンもあるが、64年のアメリカツァーからの凱旋帰国のインタビューはアングル違いのロングインタビュー、オランダ・ツアーでリンゴが扁桃腺で入院している間の代役を務めたジミー・二コルズの演奏シーンはアンソロジーには収録されていないものだ(演奏から「I Saw Her Standing There」のものと思われる)。
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DVD GALLERY
●国内初盤DVD [決定版] 
1998年3月21日
日本コロムビア<COBY-90005>
1995年の国内盤LDデジタルリマスター[決定版]をそのままDVD化した国内初盤DVD。
メニューも無く、日本語字幕も消せない。DVD化する際のビットレートが低かったのか、暗い画面になるとブロックノイズが目立ち、むしろLDよりも画質が悪くなっている。
インナー解説書も、LDに封入されていた4ページ解説書の内容とまったく同じ。
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●米国初盤DVD
1997年11月15日
MPI HOME VIDEO<DVD7082>
コードフリー、英語(ドルビーデジタルステレオ)・スペイン語(モノ)・フランス語(モノ)音声(字幕ON/OFF可能)、英語・スペイン語・フランス語字幕収録。
「I'LL Cry Instead」を冒頭に挿入し、ドルビーサウンドステレオで再録した82年ニュープリント89分14秒版を収録。「I'LL Cry Instead」と本編映像の間のマークは WALTER SHENSON Presents。
「If I fell」 演奏シーンで、ジョージがアンプに寄りかかろうとして、ガタッとこける音はカット。
コードフリー、英語(ドルビーデジタルステレオ)・スペイン語(モノ)・フランス語(モノ)音声(字幕ON/OFF可能)、英語・スペイン語・フランス語字幕収録。
「I'LL Cry Instead」を冒頭に挿入し、ドルビーサウンドステレオで再録した82年ニュープリント89分14秒版を収録。「I'LL Cry Instead」と本編映像の間のマークは WALTER SHENSON Presents。
「If I fell」 演奏シーンで、ジョージがアンプに寄りかかろうとして、ガタッとこける音はカット。
1997年、MPI HOME VIDEOによりリストアされたスタンダードサイズ(1.33:1)収録版では最高画質となる。
メインメニューおよびチャプターメニュー付。
トールケースサイズ4ページ解説書封入。

特典映像として、スタッフ・共演キャスト紹介(リチャード・レスター監督インタビュー・短編映画「ザ・ランニング・ジャンピング・アンド・スタンディング収録)/82年版アメリカ劇場用予告編/ニュース映画(64年2月7日・8日のアメリカ上陸時のフィルムBEATLEMANIA GRIPS GOTHAMと、64年3月19日のショウ・ビズ・アウォード受賞式の2本収録)/リストアのプロセス紹介(テキストのみ)/「Help!」劇場予告編を含む他ビートルズMPIリリース作品予告編集などが収録されている。
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●A HARD DAY'S NIGHT ハード・デイズ・ナイト
国内再発盤DVD 2001年11月21日
松竹ホームビデオ<DZ-0025>
82年のニュープリント版作成時、冒頭に追加された「I'LL Cry Instead」が削除されている本編87分08秒版(デジタルリマスター音声版エンドクレジット表示は除く)。
64年のオリジナル版に戻ってはいるが、オリジナル版にあったと思われる国内初盤・再発盤LDで見ることができるUNITED ARTISTS のマークは無く、現在の権利元の A WALTER SHENSON PRODUCTION クレジット表記となっている。

2000年、MIRAMAX Home Entertainment により、新たにオリジナルネガからリストア、劇場公開されたバージョンが元。クッキリと鮮やかで、おそらく過去最高の画質である。
スタンダードサイズの天地をカットし、16:9の画面で視聴すると左右に黒帯の表示されるヨーロピアンビスタサイズ(1.66:1)収録。スタンダードサイズ版より左右の映像情報量が若干だが多い。

オリジナルモノ音声を忠実に再現したデジタルリマスターサウンドで5.1chドルビーサラウンド及びdtsサラウンド化。「If I fell」 演奏シーンで、ジョージがアンプに寄りかかろうとして、ガタッとこける音もオリジナル通りに復元されている。
もともと「A HARD DAY'S NIGHT」のアルバムには、ミックスの異なる曲が多いが、特に、「If I Fell」「And I Love Her」「Tell Me Why」は、ボーカルがシングルトラックで収録されていた初のオリジナルモノ音声での映像ソフト化となる。

日本オリジナルの特典映像となるが、2001年3月に劇場公開された際の日本版劇場予告編、メンバープロフィール、キャスト・スタッフプロフィール、映画ゆかりの土地を紹介する映像、ハード・ディズ・ナイトのジョン・ジョージのギタープレイの解説(ギター教則ビデオのようでなかなかユ二ーク)が収録。
メニュー、チャプターメニュー付。初回限定として特製ギターピックセット付。
「ビートルズがやって来る ヤア!ヤア!ヤア!」という初公開時の邦題はどこにも記載がない。


初期ビートルズを代表するギターといえば Rickenbacker。劇中の演奏シーンで見られるのが、おなじみジョン・レノン愛用のRickenbacker 325(ジェットグロー)と、ジョージ愛用のきらびやかな音色が新鮮だった12弦ギター Rickenbacker360-12WB(ファイヤーグロー)。
スピルバーグ製作総指揮、ロバート・ゼメキス監督デビュー作品「抱きしめたい」(→国内盤LDジャケットはこちら)を見た方ならばイメージがわくと思うが、この頃のビートルズの控室の雰囲気を個人的に再現したく、ビートルズモデルを楽器屋で探し回った頃が思い起こされる。 (→Rickenbacker360-12WB とRickenbacker 325の写真はこちら)
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●ドイツ盤DVD
2002年10月1日
Arthaus Filme
Kinowelt Home Entertainment GmbH
<500319>
PAL方式・コード2
2000年MIRAMAX版マスターを使用したドイツ盤DVD。
チャプターメニュー付、ビスタサイズ(1:1.78)収録版。

音声/ドイツ語吹替モノ音声、英語5.1chドルビーデジタル、リニアPCMステレオ収録
字幕/ドイツ語収録

■特典映像

・Trailer
劇場予告編/MIRAMAX英語版劇場予告編(1分45秒)・ドイツ版劇場予告編(1分45秒)
・Interview mit dem Regisseur Richard Lester
リチャード・レスター監督インタビュー(8分18秒)
・THE BEATLES kurzbiographie
ビートルズ プロフィール紹介(静止画テキスト情報)
・THE BEATLES im Film
ビートルス映画紹介(静止画テキスト情報)
・Produktionsnotizen
プロダクションノート(静止画テキスト情報)
・Zitate von damals
公開当時のコメントやインタビューなどの紹介(静止画テキスト情報)
・Fotogalerie
フォトギャラリー、貴重な撮影時のスナップ写真20枚収録
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●A HARD DAY'S NIGHT A DELUXE TWO-DVD SET
米国盤DVD 2002年9月24日
Buena Vista Home Entertainment<18301>

コード1、2枚組DVD。シーンセレクションチャプター付。
映像/2000年MIRAMAXマスター版、本編87分18秒版(デジタルリマスター音声版エンドクレジット表示は除く) ヨーロピアンビスタサイズ(1.66:1)収録 ※本編映像は上記国内再発盤DVDと同じ。
音声/英語(ドルビーデジタル5.1ch)・フランス語(ドルビーデジタル5.1ch)収録
字幕/難聴者用英語字幕収録

■特典映像(本編ディスクサイド)
・GIVE ME EVERYTHING! A Companion Anthology

THINGS WE SAID TODAY...
製作総指揮デヴィッド・ピッカー、監督リチャード・レスター、音楽監督ジョージ・マーティン、製作ウォルター・シェンソン、脚本アラン・ウォーエンをはじめ、2002年当時のスタッフ・キャストへのインタビュー素材を集結したドキュメンタリー。
本特典映像のために新たに作られたもののようで、インタビューに答える脇役達がみんなうれしそう。ビートルズ映画に出演したおかげで、若きビートルズと共に永遠に残る事となった自身の若き姿。ビートルズは当時一過性の人気と思われていたというのだから世の中わからない。(36分17秒)

AND THESE MEMORIES... DVD-ROM Features
・Screenplay Viewer
-Reproduction Of The Entire First Draft Of The Screenpaly

・Remember All The Little Things:
-A Hard Day's Night Scrapbook
・Access T o The DVD Destination Site
・Award-Winning A Hard Day's Night Website Archive


■特典映像ディスク
・Their Production Will Be Second To None
-Interviews With The Filmmakers インタビュー集

LOOK AT MY DIRECTION...
監督リチャード・レスター(12分05秒)
THEN THERE WAS MUSIC...
音楽監督ジョージ・マーティン(7分09秒)
BETTER HURRY 'CAUSE IT MAY NOT LAST...
製作総指揮デヴィッド・ピッカー(3分)
YOU KNOW HIS NAME...
共同プロデューサー デニス・オデル(9分45秒)

-With The Beatles -Cast インタビュー集
SHAKE IT UP BABY...
アシスタントマネージャー、シェイク役のジョン・ジャンキン(4分02秒)
HAPPY JUST TO DANCE...
TVスタジオの振付師役ライオネル・ブレア(2分44秒)
THE FUTURE STILL LOOKS GOOD...
テレビスタジオ内の芸能プロダクション事務所の社長(サイモン・マーシャル)役のケネス・ヘイ(2分50秒)
THAT BOY...
スタジオから逃げ出したリンゴと河原でからむ少年役のデヴィッド・ジャクソン(10分)
GIVE US A WINK ...
テレビスタジオの廊下でジョンとからむ女優(ミリー)役のアンナ・クエイル(2分42秒)
I ACT LIKE A CLOWN...
クラブダンサー役のジェレミー・ロイド(4分42秒)
WELL I'LL BET YOU...
カジノの従業員(カードゲームのディーラー)役のテリー・フーパー(3分47秒)

・Working Like A Dog... -The Production Crew インタビュー集

HERE TO SHOW EVERYBODY THE LIGHT
撮影監督ギルバート・テイラー(7分16秒)
TELL US WHAT YOU SEE...
カメラマン、ポール・ウィルソン(4分15秒)
EVERY HEAD SHE'S HAD THE PLEASURE TO KNOW...
ヘアスタイリスト、ベティ・グラソウ(2分51秒)
WE SHALL SCRIMP AND SAVE...
セカンド助監督 Barrie Melrose(5分57秒)

・Busy Working Overtime... -Post Production Crew インタビュー集
IN THE THICK OF IT...
編集助手、パメラ・トムリング&ロイ・ベンソン(4分)
EVERY SOUND THERE IS...
サウンドエディター、ゴードン・ダニエル&ジム・ロダン(2分43秒)

・Listen To The Music Playing In Your Head...
-Sir George Martin's Song-By-Song Perspective Of the Film's Soundtrack
音楽監督ジョージ・マーティンが語るサウンドトラックについて(11分41秒)

・Such A Clean old Man!
-Memories Of Wilfrid Brambell -The Film's "Clean Old Man"
ポールの祖父役を演じたウィルフリッド・ブランベル(1985年1月18日死去)。ウィルフリッド・ブランベルが出演していた1962年のテレビドラマシリーズ“steptoe and son”の映像も交え、当時のスタッフが思い出を語る。(5分)

・I've Lost My Little Girl...
- Isla Blair -The Actress Who Ended Up On The Cutting Room Floor With Paul
ポールとのからみのシーンだったようだが、本編より削除されたシーンに出演していたイズラ・ブレアが、当時の思い出を語る(4分19秒)。

・Taking Testimonial Pictures... -Robert Freeman Interview
Robert Freeman -Photogrpher & Designer Of The Film's End Title Sequence & The Original Movie Poster
エンドタイトルとオリジナルポスターに使われた写真を撮影したロバート・フリーマンの回想インタビュー(9分54秒)

・Dressed To The Hilt... -Gordon Millings Interview
A Special Fitting With Gordon Millings -One Of The BEATLES' Tailors

ビートルズの衣装の仕立て屋ダギー・ミリングスの息子ゴードンが語るビートルズの衣装について(7分34秒)

・Dealing With " The Men From The Press"... -Tony Barrow Interview

A Briefing With Beatles Publicist Tony Barrow

ビートルズの広報担当だったトニー・バロー の回想インタビュー(17分47秒)

・They And I Have Memories... -Klaus Voorman Interview
Recollections Of Artist & Musician Klaus Voorman -Longtime Close Friend Of The Beatles

ビートルズとは長年の親友であるイラストレーター&ミュージシャン、クラウス・ブーアマンの回想インタビュー(7分25秒)

・Hitting The Big Time In The USA -Sid Bernstein Interview
Reminiscences By Sid Bernstein Promoter Of The
Beatles' Carnegie Hall And Shea Stadium Concerts
カーネギーホールとシェアスタジアムのコンサートをプローションしたシド・バーンスタインの回想インタビュー(3分51秒)

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Blu-ray GALLERY
●A HARD DAY'S NIGHT COLLECTOR'S EDITION
カナダ盤 Blu-ray 2009年9月9日
ALLIANCE<110423>

初ブルーレイ、カナダ盤先行リリース。国内のブルーレイ・プレイヤーでも再生可能。
同じMIRAMAXマスター版を使用しているが、2008年5月28日(月)にHD放送されたWOWOW版とはかなり印象が違う。
WOWOW版はコントラストがやや高めで黒の締まりが良い。Blu-ray版はフラットな印象も受けるが、白とびや黒つぶれがなくモノクロフィルム独特の落ち着いた質感を感じる事ができる。 どちらが高画質と感じるかは個人の好みによる所も大きく、一概には言えない。(米国盤Blu-rayも2009年10月6日にリリースされるようだが、おそらくカナダ盤と同じものと思われる。)

映像/2000年MIRAMAXマスター版、本編87分21秒版(デジタルリマスター音声版エンドクレジット表示は除く) ヨーロピアンビスタサイズ(1.66:1)収録 1080P HD MPEG4-AVC
音声/英語5.1 DTS-HD MASTER AUDIO、英語5.1 DOLBY DIGITAL、フランス語5.1 DOLBY DIGITAL
字幕/無し 
・ポップアップメニュー チャプター付(チャプターメニュー無し)
・ジャバラ折り形式16ページ写真集封入(ロバート・フリーマン撮影)

あの独特の和音が鳴り響く中、ファンから逃げるジョージとリンゴがマジでスッ転び、ジョンが振り向きながら大笑いをする。まさに偶然が生んだ奇跡。音楽と映画の神様が降りてきたとしか思えない冒頭の名シーンは、何度見ても凄いと思う。
(ちなみに“A HARD DAY'S NIGHT”冒頭の和音は、ギターコード的にはGsus4なのだが、どうやってあの音色をだしているのかいろいろ研究されているようだ。)


■特典映像
DVD-ROM Features以外、米国盤DVDに収録されているのものと同じ。

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