ウルトラQ 空想特撮シリーズ ウルトラマン (2011.11.12)
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ウルトラマンの正式なタイトルは「ウルトラQ 空想特撮シリーズ ウルトラマン」となる。

これは版権の関係で「Q」と「マン」を一本化する目的もあったというが、物語的にも「マン」は「Q」の続編となる。
しかし、観る者をアンバランスゾーンにいざなう事を目的としていた「ウルトラQ」に対し、本作「ウルトラマン」は大きな変化を遂げている。
「ウルトラQ」が投げかけたアンバランスゾーンでもある人類のピンチに、銀色の巨大ヒーローが現れ、何らかの解決を示し去っていくのである。
時代は明快かつ爽快なものを求めていたのだろう。
ウルトラQの「あけてくれ!」は「ウルトラマン前夜祭 ウルトラマン誕生」に差し替えられ、30%の視聴率を稼ぎだす。

その結末は必ずしも明快ではない早すぎた傑作「ウルトラQ」は終わりを告げ、まったく新しい特撮ヒーローの時代がやってくるのだった。混沌としたオープニング・タイトルテロップの「ウルトラQ」の文字を突き破るように現れる、目にも鮮やかな「ウルトラマン」の文字もその演出上の流れを汲むと推測する。
DVD付きビジュアルブック「昭和41年 ウルトラマン誕生」
BOOK:「昭和41年 ウルトラマン誕生」 DVD:「TIME-SLIP FILE」
ジェネオン エンタテインメント
2009年3月25日<GNBD-1527>
「ウルトラマン」その企画から誕生までを初期企画段階の貴重な資料、撮影時のメイキングスチール、ホシノ少年役津沢彰秀氏所有の秘蔵スナップ写真、ウルトラマン初登場となる「ウルトラマン前夜祭」の招待状などとともに綴ったメイキングBOOK。
DVDには昭和42年のニュース映画“中日ニュースNo.695「連休怪獣繁昌記」”、ウルトラ怪獣のイベント映像“民友ニュースNo.166「会津博ひらく−会津若松」”の2本収録。

・中日ニュースNo.695「連休怪獣繁昌記」(3分16秒)モノクロ作品
怪獣ブームに沸く世相を紹介する内容だが、(おそらく?)円谷プロの怪獣倉庫からアトラクション用に搬出されていくウルトラ怪獣の着ぐるみや、当時のイベント興行やその舞台裏などの様子が映し出されていて、かなり貴重で珍しいものとなる。特にケムラーなどの着ぐるみが乱暴に扱われている様子が映っているが、これは「なんでも鑑定団」的にも怪獣マニア的にも残念でならない。
また、ウルトラマンだけではなく「マグマ大使」の再生怪獣キンドラの貴重な撮影風景も収録されている。


・民友ニュースNo.166「会津博ひらく−会津若松」(2分)モノクロ作品
円谷英二出身ゆかりの地、福島県で開かれた会津博の1パビリオン「怪獣館」の様子が収録。人気を呼ぶ円谷プロのウルトラ怪獣を展示するパビリオンだったようで、機械仕掛けのテレスドン、ゲスラ、ケムール人などの着ぐるみが見られる。

・制作者インタビュー ウルトラマンのつくりかた(23分05秒)
※口を開閉できるようにしたため、口元にシワが出来てしまったウルトラマンAタイプマスク。シワが出来てしまった造型の秘密、ウルトラマンはサムライのイメージで頭のトサカはチョンマゲをイメージしていた事、ウェットスーツは当初は国産の黒いウェットスーツに銀色の塗料を苦労して塗っていたが、アメリカ製の銀色とオレンジ色のウェットスーツを見つけ、途中から変更した事など、初代マンの造型を担当した佐々木明だからこそ語れる貴重なインタビューが収録。
また、ウルトラマンの眼とカラータイマーの造型、仕込まれた電球の秘密を機電の倉方茂雄が、東宝「妖星ゴラス」のジェットビートルとの関係などを模型制作の郡司隆夫が語る。
●合わせて見たい「ウルトラマン 1966年にタイムスリップ!」BOOK+DVD(→詳細はこちら)
「ウルトラマンの誕生」は1966年(昭和41年)4月1日(土)の「第1回特撮記者取材」において、ウルトラマンがマスコミの前に現れた日とされている。(本放送開始は7月17日)

円谷プロ制作に残されたメモ(市川利明)とTBS・円谷班メモの抜粋が、4月1日「ウルトラマン」誕生までの軌跡として一覧記載されているが、1966年1月の段階では「科学特捜隊べムラー」だった企画題名が2月19日(土)には「レッドマン」(題名決定までの仮題及び超人名)となり、さらに2月26日(土)に「レッドマン」の改名案としてシルバー、グレイトン、ジャリック、ベンター、ファスター、サンダー、コスピー、ミュター、パァロー、フラッシュ、べムの名が挙げられている。
不思議な事にこの時点ではまだウルトラの名はないが、何故かその数日後の3月3日(木)に突然「ウルトラマン」の登録商標申請に関する記載がでてくる。
この時系列のメモから察するところ、おそらくこれは「ウルトラ・マン」の名称盗用を危惧し完全極秘事項の扱いとしていたもので、実際には仮題「レッドマン」とほぼ同時期、あるいはもっと早い段階に「ウルトラQ 空想特撮シリーズ ウルトラマン」の題名は決定していたものと考えるのが妥当であろう。(ちなみに3月22日(火)金城哲夫が「ウルトラ・マン」の名称登録は完了済みとの電話連絡が入るメモあり。)
メモに残されているシルバー、グレイトン、ジャリック等の多数の改名案はいずれも当て馬という事になるが、いかに注意をはらって来たるべく円谷プロ製作の新番組の準備に取り掛かっていたかがわかる資料でもあろう。
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LD GALLERY
バンダイ ネットワークフロンティア事業部版
Vol.1
1987年4月28日<BELL-84>
ジャケットイラスト開田裕治、6ページ解説書封入。
マルチオーディオ仕様(右チャンネル:フィルムサウンドトラック音声、左チャンネル:音楽と効果音のみのME録音テープ音声収録)
・SIDE1、SIDE2とも末尾に各作品のラッシュフィルム収録。
※「ウルトラ作戦第1号」「侵略者を撃て」のラッシュフィルムは、下記コレクターズDVD-BOX(BBBS-9130)の映像特典として収録されているものより画質は悪いが長尺版となる。また「科特隊出撃せよ」「大爆発5秒前」は本LDにのみ収録されているラッシュフィルムとなる。
当時は「レッドマン」と呼ばれた「ウルトラマン」の企画は、比較的早い段階から怪獣対決をメインとした正義の怪獣(=人類の味方)の登場が決まっていた。
そして、円谷プロとTBSとの最終申し合わせで“レッドマンと対峙するモンスターには、必ず特性を持たせること。巨体をもてあまして、ビルを破壊するだけしか能のない怪物は、もはや怪物ではない。モンスターのもたらす恐怖にお話の中心をしぼる。レッドマン対怪獣の決闘が毎回の大きなミリョクである。”という項目があった事からも、完全懲悪物の正義のヒーローを際立たせるのは、敵怪獣としてのキャラクターの魅力が必要と考えていた事がわかる。
これも「ウルトラQ」の怪獣路線の成功によるもので、その言葉通りバルタン星人、レッドキング、ゴモラ、ジャミラ、ゼットンといった「ウルトラQ」と並び劣らない魅力的な怪獣キャラクターが多数登場する。
また、当時人気絶頂だったテレビ番組「特別機動捜査隊」(NET・現テレビ朝日)や「ザ・ガードマン」(TBS)をモチーフとした「科学特捜隊」という近未来的な特殊防衛部隊を設定し、一市民に過ぎない万城目淳達が頻繁に怪獣に出くわすという「ウルトラQ」の不自然さを解消しようとした事も知られている。

ウルトラマンのスーツアクターは、「ウルトラQ」でラゴン、ケムール人、「ウルトラセブン」ではアマギ隊員を演じた長身の古谷敏(当時23歳)。腰を落として引いたあの初代マンの独特のポーズは古谷敏独自のもの。
また殺陣や立ち回りの経験がまったくなかった古谷敏は、ネロンガやジラースを演じたゴジラ役者中島春雄らに指導を受けた。

イデ隊員役は当初石川進で撮影が行なわれたが、スケジュールの悪化等で降板。それまで撮影していたフィルムを没にし、代わりに長沢純も検討したがこちらもNG。最終的に現状の二瓶正也に落ち着いたという。

●第1話(制作No.9)「ウルトラ作戦第一号」
宇宙怪獣ベムラー登場 1966年7月17日(初回放送)

記念すべきウルトラマン初対決怪獣の名前は、ウルトラマン当初の企画名べムラー。
宇宙の墓場へ護送中、逃げだした凶悪怪獣べムラーを追って地球に現れた銀色の宇宙人。ゼロからの発想で生み出された新ヒーロー登場、その発想力にはただただ驚くのみ。
ウルトラマンのデザインは特殊美術の成田亨、造型は東京美術センター(東宝ビルト)の佐々木明が担当し、わずか2週間で完成させたという。
また、ウルトラマンの赤いラインは当初、宇宙のブルーを想定していたが、画像合成上の技術的な問題から赤色に変更。また胸のカラータイマーも当初は存在しなかったが、ウルトラマンの活動時間に制限をつける事による特撮経費削減と弱点をつくる事によるスリル感の高揚、そしてカラーテレビを意識してつけられたといわれている。
ちなみに変身途中のウルトラマンの映像にはカラータイマーがついていない。
べムラーのべムは、1950年代のアメリカSF映画に登場する宇宙人や宇宙怪物が昆虫のような冷たい目を持った怪物、“Bug Eyed Monster”バグアイドモンスターの頭文字をとった“BEM(ベム)”から引用された。

●第2話(制作No.1)
「侵略者を撃て」宇宙忍者バルタン星人登場 1966年7月24日

「怪獣無法地帯」とともに実質的に製作された第1話となる。分身の術を使うバルタン星人初登場シーンのスタッフ試写では、そのインパクトにどよめきが起こったという。バルタン星人は「ウルトラQ」のセミ人間を改造したもので、その声は東宝「マタンゴ」からの流用。またバルタン星人の円盤もセミ人間の円盤を上下逆さまにしたもので、後にメフィラス星人の円盤にも流用された。
ちなみに、スペシウム光線はバルタン星人が嫌いなスペシウムという物質からネーミングされた事がわかるエピソードである。

●第3話(制作No.3)
「科特隊出撃せよ」透明怪獣ネロンガ登場 1966年7月31日

ネロンガはご存知東宝怪獣バラゴンの着ぐるみを改造したものだったが、フランケンシュタインに殺されたバラゴンは、その後「ウルトラQ」のパゴス、ネロンガ、マグラー、ガボラへと改造される。そしてアトラクション用のネロンガとなり、さらに再びバラゴンに戻って「怪獣総進撃」に登場する。
ネロンガはアメーバの一種が変異したもので、電気をエネルギー源とする。バラゴン同様、中島春雄が演じた(DVDの解説書には春男となっているが間違い)。中島春雄はゴジラの演技を認められハリウッドからも出演依頼の声がかかったが、円谷英二の“君がいなくなったら困る”の一声でハリウッド行きを断念したという。


●第4話(制作No.4)
「大爆発五秒前」海底原人ラゴン登場 1966年8月7日

ウルトラQとマンの世界がつながっている事を証明したのはラゴンの音楽好きの件となる。
「ウルトラQ」のラゴンは乳房がありメスと思われたが、本作ではオスと考えられる。
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Vol.2
1987年6月28日<BELL-86>
ジャケットイラスト開田裕治、6ページ解説書封入。
マルチオーディオ仕様(右チャンネル:フィルムサウンドトラック音声、左チャンネル:音楽と効果音のみのME録音テープ音声収録)
・SIDE1、SIDE2とも末尾に各作品のラッシュフィルム収録。
※「ミロガンダの秘密」「沿岸警備命令」「バラージの青い石」は本LDにのみ収録されているラッシュフィルム。「怪獣無法地帯」のラッシュフィルムはDVDの方が長いようだが、収録されている部分が微妙に違う。
●第5話(制作No.2)
「ミロガンダの秘密」怪奇植物グリーンモンス登場 1966年8月14日

「侵略者を撃て」とほぼ同時期に撮影された初期制作作品。
植物の突然変異により生まれたグリーンモンス。突然現われる謎の物体ではなく、怪獣や怪物が誕生する背景をしっかり描いた説得力のある脚本が多いのも初期ウルトラマンの大きな魅力でもある。「侵略者を撃て」と同様ナイトシーンが効果的。グリーンモンスの造型は開米栄三によるもの。

●第6話(制作No.5)
「沿岸警備命令」海獣ゲスラ登場 1966年8月21日

「ウルトラQ」のピーターを改造したゲスラ。カカオ豆につく害虫を食べるトカゲの一種が、東京湾の汚染によって突然変異したものらしい。ヘドロなどの公害汚染をいち早く取り入れた怪獣となる。
1966年7月23日のプールを使った特撮ステージでの撮影では、ゲスラのトゲが水に濡れると萎えてしまい、使い物にならず急遽、高山良策が修理に出向いたという。

●第7話(制作No.6)
「バラージの青い石」磁力怪獣アントラー登場 1966年8月28日

高山良策が最初に造った怪獣はアントラー。ウルトラ怪獣は高山良策(現代美術家)、佐々木明(造型家)、エキスプロ(大映のガメラや東映の仮面ライダーなどの造型を手懸ける)の三工房で製作された。
その製作過程は「ウルトラマン メモリアル LD-BOX」封入の解説書内“「高山良策 怪獣日誌」に見る「ウルトラマン」の製作過程”に詳細に記載されているが、ウルトラマン同様ウルトラ怪獣も一体につきわずか2週間前後の製作期間で誕生していったという。
アントラーは「蟻地獄」の英語名"ant lion"(アリのライオン)からネーミングされた。

●第8話(制作No.8)
「怪獣無法地帯」どくろ怪獣レッドキング 有翼怪獣チャンドラー 地底怪獣マグラー 友好珍獣ピグモン 怪奇植物スフラン登場 1966年9月4日

レッドキング:ウルトラマンの商標登録が済むまでの仮タイトル「レッドマン」の名残を残した名前。レッドマン名称で書かれた最終期の脚本「怪獣無法地帯」で登場するレッドキングは、レッドマン最強の怪獣として「レッドキング」となった。
チャンドラー:円谷プロのスタッフに、チャンドラーというインド人の友人がいた事から引用。語感の響きのよさから怪獣名になったといわれている。
マグラー:溶岩のようなゴツゴツした体形から溶岩のマグマ“Magma”を引用
ピグモン:アフリカのピグミー“Pygmy”族から引用。ピグミーモンスター、略してピグモン。今でいう所のポケモンだ。
(※長篇怪獣映画「ウルトラマン」LD封入解説書、ウルトラマンLD-BOX封入解説書を参考)
怪獣が多数登場する作品でウルトラマンの中でも特に人気が高いエピソードである。
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Vol.3
1987年9月28日<BELL-88>
ジャケットイラスト開田裕治、6ページ解説書封入。
マルチオーディオ仕様(右チャンネル:フィルムサウンドトラック音声、左チャンネル:音楽と効果音のみのME録音テープ音声収録)
・SIDE1末尾に「謎の恐竜基地」「宇宙から来た暴れん坊」のラッシュフィルム収録。ウルトラマン コレクターズDVD-BOXに収録されているダビングラッシュと素材は同じものだが、収録されている部分が微妙に違う。
SIDE2末尾にはサークロラマ映像「モーレツ大怪獣戦」収録(約2分)。
「サークロラマ」とは1969年3月〜5月、後楽園遊園地のイベント「後楽園遊園地大宇宙怪獣館−シネマスコープ360サークロラマ劇場−」にて上映された360度画面の作品「モーレツ大怪獣戦」となる。「モーレツ大怪獣戦」は2巻目と3巻目のフィルムが本LDリリース当時不明で欠けたまま、また音響は別ロールで流していたため音声無しの収録となる。以降各ディスク面末尾に7本にブツ切りにし、全周360度に映写された10画面分が1画面に納められた状態で収録されている。
音声がないため細部は不明だが、ウルトラマン&ウルトラセブンの本編映像を流用し、ブースカ、チャメゴンがウルトラ怪獣との戦いに遭遇していくというストーリーで、ハイウェイを高速で走る、光学撮影の光線が舞うなどパノラマ画面を意識した映像が時おり挿入される。また、後の「ウルトラファイト」を彷彿させる屋外でのウルトラマン&ウルトラセブン対ウルトラ怪獣軍団、ウルトラセブン対バルタン星人などのアトラクション風の映像も見られる。
またVol.7 SIDE2に収録されている「モーレツ大怪獣戦」の映像にはウルトラセブン幻の12話のスペル星人も、夕陽のシルエットだがチラッと登場する。
●第9話(制作No.7)
「電光石火作戦」ウラン怪獣ガボラ登場 1966年9月11日

当初の脚本は「ウルトラQ」のパゴスが再登場する「パゴス反撃指令」だったが、最終的に新怪獣ガボラに変更された。そのため突然現れた怪獣の名前を誰もが知っているという怪獣映画の七不思議のひとつともなってしまった。

●第10話(制作No.10)
「謎の恐竜基地」えりまき怪獣ジラース登場 1966年9月18日

アトラクション用に改造されていた「怪獣大戦争」撮影後のゴジラの着ぐるみを新たにジラースとして改造し、ウルトラマンと対決させた。ゴジラの着ぐるみは撮影後、傷つけずに東宝に返却しなければならない為、ゴジラのようでゴジラではないえりまき怪獣ジラースが誕生。ビジュアルコンセプトはズバリ、ウルトラマン対怪獣王ゴジラとなった。ジラース演じるはもちろんゴジラ役者中島春雄。

●第11話(制作No.12)
「宇宙から来た暴れん坊」脳波怪獣ギャンゴ登場 1966年9月25日

ギャンゴはべムラーの改造となる。本作カット映像や未編集フィルムなどは「ウルトラマン THE LOST FILMS-8ミリ映画コレクション」DVDで見ることができる。(→詳細はこちら)
同じ着ぐるみでありながら、凶悪な面構えだったべムラーと違って、ずるがしこくヤンチャなイメージの強いウルトラ怪獣となっているのが面白い。
また、青島幸男が出演しているエピソードとしても知られている。

●第12話(制作No.11)
「ミイラの叫び」ミイラ怪獣ドドンゴ ミイラ怪人ミイラ人間登場 1966年10月2日

四足動物の動きを再現するため、着ぐるみに入った役者二人(荒垣輝雄、清野幸弘)により演じられたドドンゴ。大きな怪獣となってしまったが、ウルトラマンとの闘いのシーンではセットの地面を数メートル掘り、縦の空間を利用したという。
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Vol.4
1987年11月28日<BELL-90>
ジャケットイラスト開田裕治、6ページ解説書封入。
・マルチオーディオ仕様(右チャンネル:フィルムサウンドトラック音声、左チャンネル:音楽と効果音のみのME録音テープ音声収録)
・SIDE1、SIDE2各末尾にそれぞれサークロラマ映像作品「モーレツ大怪獣戦」(約2分)収録
●第13話(制作No.13)「オイルSOS」
油獣ペスター登場 1966年10月9日

ドドンゴに続いて同じ着ぐるみ役者二人によって演じられたぺスターだが、ぺスターとの闘いよりも燃え上がる炎とウルトラマンとの闘いがメインとして描かれる。
本作にて「ウルトラマン」第1クール終了となり、口元にシワのあるウルトラマンAタイプスーツはこれにて見納めとなった。
また、第2クール以降は撮影効率アップのためステージ内のプール使用は打ち切りとなり、次作「真珠貝防衛指令」が最後のプール使用となった。

●第14話(制作No.15)「真珠貝防衛指令」
汐吹き怪獣ガマクジラ登場 1966年10月16日

ウルトラマンの撮影用スーツはご存知のように大きく分けて3タイプ存在する。口を開閉できるようにしたため、マスクの口元にシワがあるラテックス製のAタイプスーツ。演出上からも口を開閉する必要がなくなったため、新たにFRP(強化プラスチック素材)で作られた口元が小さいマスクのBタイプスーツは、本作第14話「真珠貝防衛指令」から登場する。
そして、Cタイプスーツは第30話「まぼろしの雪山」から登場する。

●第15話(制作No.14)「恐怖の宇宙線」
二次元怪獣ガヴァドン登場 1966年10月23日

単純な善悪だけのストーリー展開を嫌い、ウルトラマンを単なるヒーローとしなかった実相寺昭雄監督作品が前作に続いて登場。
ウルトラマンが今でもその魅力を失わないのは、第2クール以降の実相寺昭雄監督の貢献が大でもある。

●第16話(制作No.17)「科特隊宇宙へ」
宇宙忍者バルタン星人(二代目)登場 1966年10月30日

バルタン星人の逆襲篇。ウルトラマンの人気は上がる一方だったが、この頃から撮影スケジュールの遅れが見えはじめ、特撮スタッフが二班体制になった。
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Vol.5
1988年<BELL-92>
ジャケットイラスト開田裕治、6ページ解説書封入。
・マルチオーディオ仕様(右チャンネル:フィルムサウンドトラック音声、左チャンネル:音楽と効果音のみのME録音テープ音声収録)
・SIDE1末尾に「ウルトラマン前夜祭&ウルトラQのおやじ」「長篇怪獣映画ウルトラマン」ビデオ予告篇、SIDE2巻末にサークロラマ映像作品「モーレツ大怪獣戦」(約2分)収録(※本LDジャケット裏面にはビデオガイド収録とあるがサークロラマが収録されている)。

●第17話(制作No.16)「無限へのパスポート」
四次元怪獣ブルトン登場 1966年11月6日

四次元空間を自在に操る怪獣ブルトンの造形とシュールな展開は斬新。「ウルトラQ 空想特撮シリーズ」は決して子供向けの番組ではないという事を改めて教えてくれる作品でもある。

●第18話(制作No.19)「遊星から来た兄弟」
凶悪宇宙人ザラブ星人 にせウルトラマン登場 1966年11月13日

脚本の金城哲夫は“にせウルトラマン”の登場を安易な企画として捉えていたようだが、ニセモノ登場はヒーロー物の定番で人気が高い。本作に登場するにせウルトラマンもザラブ星人ともども悪役として人気が高く、過去最高の視聴率39.8%(全話中第4位)をあげた。
(ちなみに全話中の視聴率第1位は第37話「小さな英雄」の42.8%)。
ザラブ星人はブラザー(兄弟)の逆さ読みでザラブとなった。また、ザラブ星は第8銀河系にあるとの事。にせウルトラマンはAタイプスーツ改造、ザラブ星人はラゴンの改造となる。

●第19話(制作No.18)「悪魔はふたたび」
赤色火焔怪獣バニラ青色発泡怪獣アボラス登場 1966年11月20日

円谷英二が撮影現場に訪れ、実質的な演出をしたといわれている本作。30分のテレビ番組とは思えない国立競技場の特撮セットをバックに闘う二大怪獣アボラスとバニラ。アボラスは初代レッドキングの改造となる。


●第20話(制作No.20)「恐怖のルート87」
高原竜ヒドラ登場 1966年11月27日

87という数字は脚本の金城哲夫お気に入りのナンバーとの事。ウルトラマンも当初の設定ではM87星雲からやってきた宇宙人だったが、台本の印刷ミスによりM78星雲となってしまった(*1)。M87星雲という数字の並びを気に入っていた金城哲夫はこの事をたいそう残念がったという。「ウルトラ作戦第2号」となるエピソードでもある。
(*1)ウルトラマン コレクターズBOX封入ブック「恐怖のルート87」の解説による
ヒドラは伊豆シャボテン公園の石像をモチーフとしたものだが、完全なフィクションとなる。また「ウルトラQ」からのおなじみ石坂浩二のナレーターが浦野光に代わる。

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Vol.6
1988年<BELL-94>
ジャケットイラスト開田裕治、6ページ解説書封入。
マルチオーディオ仕様(右チャンネル:フィルムサウンドトラック音声、左チャンネル:音楽と効果音のみのME録音テープ音声収録)
・SIDE1、SIDE2各末尾にそれぞれサークロラマ映像作品「モーレツ大怪獣戦」(SIDE1、SIDE2ともに約1分30秒)収録
●第21話(制作No.21)「噴煙突破せよ」
毒ガス怪獣ケムラー登場 1966年12月4日

毒ガス=煙=ケムラーというネーミングはイージーだが意外と強い。ウルトラマンのスペシウム光線も通用せず、アントラー同様、ウルトラマンと科学特捜隊が協力して倒した怪獣となる。かなり目つきが悪い。

●第22話(制作No.23)「地上破壊工作」
地底怪獣テレスドン 凶悪地底怪人地底人登場 1966年12月11日

スペシウム光線を放って終わりというお約束パターンを嫌った実相寺昭雄監督のこだわりが強く残る作品。闇と光の対比も洗練されたビジュアルセンスを感じる事ができるが、いかんせんチープな地底人のメーキャップがそれを台無しにしている。

●第23話(制作No.22)「故郷は地球」
棲星怪獣ジャミラ登場 1966年12月18日

実相寺昭雄監督を代表する作品、かつ最も評価の高いエピソードでもある。変身人間物の悲哀を感じさせるジャミラの造形も見事。ジャミラのネーミングはアルジェリア戦争で殺された少女の名前に由来するものという。
セーターを着る途中でジャミラ化した、今ではオッサンの数は知れず。

●第24話(制作No.24)「海底科学基地」
深海怪獣グビラ登場 1966年12月25日

海を舞台とする話だが、ステージ内のプールを使わず擬似水中を使って撮影された。
グビラの鼻先の回転ドリル。「海底戦艦」の轟天号、サンダーバードなどのメカでもおなじみだが、回転ドリルは当時のSF少年の心を惹きつける不思議な魅力があったのだ。
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Vol.7
1988年<BELL-96>
ジャケットイラスト開田裕治、6ページ解説書封入(本LD以降、解説書の表紙はウルトラマンやウルトラ怪獣をデザインした特殊美術 成田亨のデザイン画となる。)
マルチオーディオ仕様(右チャンネル:フィルムサウンドトラック音声、左チャンネル:音楽と効果音のみのME録音テープ音声収録)
・SIDE1、SIDE2各面末尾にそれぞれサークロラマ映像作品「モーレツ大怪獣戦」(SIDE1 約1分55秒、SIDE2 約2分20秒)収録。ちなみにSIDE2の「モーレツ大怪獣戦」の映像には、ウルトラセブン幻の12話のスペル星人も、夕陽のシルエットだがチラッと登場する。なお、本特典映像回にてサークロラマは終了する。

●第25話(制作No.25)「怪彗星ツイフォン」
冷凍怪獣ギガス 彗星怪獣ドラコ どくろ怪獣レッドキング(二代目)登場 1967年1月1日

レッドキング復活篇。お正月に放送されるとあって、三大怪獣が登場する豪華な特別篇となった。アボラスに改造されていた初代レッドキングは再び二代目レッドキングとして改造。新怪獣としてドラコ、ギガスが登場。ギガスはヒドラを改造したものとなるが、ほとんどその原形をとどめていない。

●第26話(制作No.26)「怪獣殿下 前篇」
怪奇植物スフラン 古代怪獣ゴモラ登場 1967年1月8日
●第27話(制作No.27)「怪獣殿下 後篇」
古代怪獣ゴモラ登場 1967年1月15日

ウルトラマン初の前後編二話に分れての放送となり、敵役怪獣もそれに相応しく強力な尻尾を武器とした、ふてぶてしい強敵となった。ウルトラマン放送後の1967年7月22日数あるエピソードの中から「長篇怪獣映画 ウルトラマン」のメイン作品として再編集され劇場公開された。
古代怪獣ゴモラザウルス、ゴモラは“ゴモラ地底へ Go Mole!”という言葉から命名された(…といわれている)。本作にて第2クール終了となった。

●第28話(制作No.8)「人間標本5・6」
三面怪人ダダ登場 1967年1月22日

反芸術運動ダダイズムからくるネーミングと、3つの顔を持つその特異な容姿から、ウルトラ宇宙人の中でもかなりメジャーな存在の宇宙人となった。3つの顔を持っているダダだが、ダダBなどひとつ間違えばかぶりもののコントになってしまうような所をギリギリの線でクリアしている造形が素晴らしい。白と黒の縞模様がフィギュアメーカー泣かせでもある。

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Vol.8
1988年<BELL-98>
ジャケットイラスト開田裕治、6ページ封入解説書封入(成田亨のデザイン画表紙)
マルチオーディオ仕様(右チャンネル:フィルムサウンドトラック音声、左チャンネル:音楽と効果音のみのME録音テープ音声収録)
・本LDよりSIDE1、SIDE2各末尾には「ウルトラQ」オリジナルクレジット入りオープニングタイトルが放映順に収録された。SIDE1:第1話「ゴメスを倒せ!」、第2話「五郎とゴロー」。 SIDE2:第3話「宇宙からの贈りもの」、第4話「マンモスフラワー」
●第29話(制作No.29)「地底への挑戦」
黄金怪獣ゴルドン登場 1967年1月29日

「ウルトラマン」としては珍しく同種の怪獣として二対登場するゴルドン。ウルトラ怪獣としてのキャラクター性はそれほど感じられない。狂人、アル中、錯乱者といった役柄で強く印象を残す名脇役大村千吉が相変わらずの存在感。

●第30話(制作No.31)「まぼろしの雪山」
伝説怪獣ウー登場 1967年2月5日

民話・伝説を取り入れた味わい深い脚本とともに、そのネーミングと容姿から今でも人気の高いウー。造形はエキスプロによるもの。ウーの体重は無し(ゼロ)。幻の怪獣、雪のような怪獣だからとの事。妙に納得してしまう設定でもある。
また、撮影による損傷から新たに造られたウルトラマンのCタイプスーツは本作から登場する。このCタイプスーツは後のシリーズでのウルトラマンの原型ともなる。

●第31話(制作No.30)「来たのは誰だ」
吸血植物ケロニア登場 1967年2月12日

外見によらず高度な知能と優れた戦闘能力を持つ人間型モンスター、ケロニア。スペシウム光線も通用しない強敵だったが、ウルトラマンの新必殺技(アタック光線)により倒される。ダイナミックなアクションがみられる一編。

●第32話(制作No.32)「果てしなき逆襲」
灼熱怪獣ザンボラー登場 1967年2月19日

森林開発による自然界の逆襲がテーマ。高熱を放つ灼熱怪獣ザンボラーはガヴァドン(B=完成形態)の改造によるもの。火薬量が増え炎を使った特撮が多くなるのもウルトラマン後半の特徴でもあった。
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Vol.9
1988年<BELL-100>
ジャケットイラスト開田裕治、6ページ封入解説書封入(成田亨のデザイン画表紙)
マルチオーディオ仕様(右チャンネル:フィルムサウンドトラック音声、左チャンネル:音楽と効果音のみのME録音テープ音声収録)
・SIDE1、SIDE2各末尾に「ウルトラQ」オリジナルクレジット入りオープニングタイトル収録。SIDE1:第5話「ぺギラが来た!」、第7話「SOS富士山」、第8話「甘い蜜の恐怖」。SIDE2:第6話「育てよ!カメ」、第9話「クモ男爵」
●第33話(制作No.33)「禁じられた言葉」
悪質宇宙人メフィラス星人 宇宙忍者バルタン星人(三代目) 凶悪宇宙人ザラブ星人(二代目)誘拐怪人ケムール人(二代目) 巨人巨大フジ隊員登場 1967年2月26日

ウルトラマンとほぼ互角の戦闘能力を持ち、名前の如く人類の心に挑戦し、誘惑を計る悪魔のような宇宙人メフィラス星人。魔王的なその容姿も秀逸。
過去の宇宙人が再登場するが、ビデオなど存在しない当時、ファンにとっては大いに喜ぶべき演出でもあった。
また、正義と悪の宇宙人との対比は後のウルトラセブンへと引き継がれていく。


●第34話(制作No.34)「空の贈り物」
メガトン怪獣スカイドン登場 1967年3月5日

スカイドンはガマクジラの改造となる。空からドンと落ちてきたのでスカイドン。20万トンという異様に重たい怪獣と科特隊との攻防はコミカルで、どこかシュールな印象も受ける、実に実相寺昭雄監督らしい作品でもある。
ハヤタ隊員のスプーンによる変身ギャグが見られるエピソードとしても有名だが、当時のヒーロー物としてはありえない三枚目的な行動で円谷プロ内でもかなりの問題になったようだが、お笑いもこなせるヒーローとして今も人気の高いウルトラマンがあるのは本作の影響下にあるものだろう。


●第35話(制作No.35)「怪獣墓場」
亡霊怪獣シーボーズ登場 1967年3月12日

当初、宇宙から東京湾に落ち、海から現れるという設定だっため、海(シー)坊主と名付けられた。
骸骨怪獣で実は相当不気味な容姿をしているが、昔ながらのアナログチックな着ぐるみと、寓話的なストーリーがそれを和らげている。だだっ子のようにウルトラマンを困らせる仕草もコミカルで、子供心にも強い印象を残したウルトラ怪獣だった。ストップモーションのみによる対決シーンも賛否両論を呼ぶ。


●第36話(制作No.36)「射つな! アラシ」
変身怪獣ザラガス登場 1967年3月19日

ザラガスはゴモラの改造によるもの。攻撃すればするほど体質変化能力によって強くなるザラガス。
ザラガスのフラッシュ光線により視力を失うウルトラマン。ウルトラマンの眼が消えて暗くなるというビジュアルが効果的。
ウルトラマンと怪獣との戦いに変化が見え始め、スペシウム光線で倒すという単純な設定から徐々にウルトラマンが苦しむ場面が多くなってきた。制作スケジュールが厳しくなり徹夜続きのスタッフの叫びが映像に現れてきているのかもしれない…。
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Vol.10
1988年<BELL-102>
ジャケットイラスト開田裕治、6ページ封入解説書封入(成田亨のデザイン画表紙)
マルチオーディオ仕様(右チャンネル:フィルムサウンドトラック音声、左チャンネル:音楽と効果音のみのME録音テープ音声収録)
・SIDE1、SIDE2各末尾に「ウルトラQ」オリジナルクレジット入りオープニングタイトル収録。SIDE1:第10話「地底超特急西へ」、第11話「バルンガ」。SIDE2:第12話「鳥を見た!」、第13話「ガラダマ」、第14話「東京氷河期」、第15話「カネゴンの繭」、第16話「ガラモンの逆襲」、第17話「1/8計画」、第18話「虹の卵」、第19話「2020年の挑戦」、第20話「海底原人ラゴン」※第21話以降の8作品は未収録
●第37話(制作No.37)「小さな英雄」
怪獣酋長ジェロニモン 友好珍獣ピグモン(再生) 彗星怪獣再生ドラコ(再生) 地底怪獣再生テレスドン(再生)登場 1967年3月26日

エスパー的能力を持った怪獣ジェロニモン。
ウルトラマンと科特隊に倒された多数の怪獣が再登場するとあってウルトラマン最高の視聴率42.8%を上げた。次回放送の予告編を見た子供たちの学校の休み時間などでの話題になった結果だろう。
ウルトラマンがいれば科特隊など必要ないのではないかと悩むイデ隊員。怪獣大軍団というエンターテイメントでありながら、ウルトラマンが存在する意味を問う脚本の金城哲夫。
いよいよウルトラマンのエンディングが近い事を感じさせる内容でもあった。

●第38話(制作No.38)「宇宙船救助命令」
光熱怪獣キーラ 砂地獄怪獣サイゴ登場 1967年4月2日

世は米国とソ連による宇宙開発時代。宇宙が舞台となるエピソードで、宇宙怪獣や宇宙からの侵略がメインとなる「ウルトラセブン」の企画へとつながる。
宇宙を表現する演出に重点が置かれたためか、キーラ、サイゴ共にウルトラ怪獣としては地味な存在となってしまった。

●第39話(制作No.39)「さらばウルトラマン」
宇宙恐竜ゼットン 変身怪人ゼットン星人 ゾフィー登場 1967年4月9日

ウルトラマンが倒されるというショッキングな結末を迎える最終回。謎の宇宙人(ケムール人=ゼットン星人?)に操られた宇宙最強の恐竜ゼットン登場。感情のない無機質さはウルトラ怪獣の中でも群を抜く不気味さだ。
高視聴率を誇っていたウルトラマンが終了する。その理由は、制作スケジュールが放送に間に合わない事だった。特撮スタッフはいつしか徹夜の連続で限界を超えていたという。
人類の平和は人類の手でつかみとるものというメッセージを残しウルトラマンは去って行く。
そして、舞台を地球から宇宙へと拡げ「ウルトラセブン」となって帰ってくるのだった。

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バンダイ ビジュアル版
ウルトラマン MEMORIAL BOX 10枚組
1992年12月17日<BELL-551>
3Dディスプレイ付特製ウルトラボックス仕様 10枚組LD-BOX ウルトラ世界を探求する新解釈の解説書封入(36ページ)。特典映像として幻の特番「ウルトラマン前夜祭」が初ディスク化されたボックスセット。

デジタルニューマザー版で初盤LDよりも画質はクリアになってはいるが、高画質DVDがリリースされている今となってはやはり物足りない。音声トラックは初盤LD同様、ME等を収録したマルチ・オーディオ仕様となる。
また、初盤LDの各面末尾に収録されていたラッシュフィルム、サークロラマ映像等は未収録。

中ジャケットは「ゼイラム」「未来忍者」の雨宮慶太による怪獣ビジュアルアート。解説書の表紙を飾るのは造形作家品田冬樹によるウルトラマンBタイプマスクのレプリカ。ファンの間では人気の高いBタイプマスクだが、実物は撮影後行方不明になってしまった。
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Vol.1
第1話(制作No.9) ウルトラ作戦第一号
第2話(制作No.1) 侵略者を撃て
第3話(制作No.3) 科特隊出撃せよ
第4話(制作No.4) 大爆発五秒前
Vol.2
第5話(制作No.2) ミロガンダの秘密
第6話(制作No.5) 沿岸警備命令
第7話(制作No.6) バラージの青い石
第8話(制作No.8) 怪獣無法地帯
Vol.3
第9話(制作No.7) 電光石火作戦
第10話(制作No.10) 謎の恐竜基地
第11話(制作No.12) 宇宙から来た暴れん坊
第12話(制作No.11) ミイラの叫び
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Vol.4
第13話(制作No.13) オイルSOS
第14話(制作No.15) 真珠貝防衛指令
第15話(制作No.14) 恐怖の宇宙線
第16話(制作No.17) 科特隊宇宙へ
Vol.5
第17話(制作No.16) 無限へのパスポート
第18話(制作No.19) 遊星から来た兄弟
第19話(制作No.18) 悪魔はふたたび
第20話(制作No.20)「 恐怖のルート87
Vol.6
第21話(制作No.21) 噴煙突破せよ
第22話(制作No.23) 地上破壊工作
第23話(制作No.22) 故郷は地球
第24話(制作No.24) 海底科学基地
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Vol.7
第25話(制作No.25) 怪彗星ツイフォン
第26話(制作No.26) 怪獣殿下 前篇
第27話(制作No.27) 怪獣殿下 後篇
第28話(制作No.8) 人間標本5・6
Vol.8
第29話(制作No.29) 地底への挑戦
第30話(制作No.31) まぼろしの雪山
第31話(制作No.30) 来たのは誰だ
第32話(制作No.32) 果てしなき逆襲
Vol.9
第33話(制作No.33) 禁じられた言葉
第34話(制作No.34) 空の贈り物
第35話(制作No.35) 怪獣墓場
第36話(制作No.36) 射つな! アラシ
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■ウルトラマン前夜祭
本MEMORIAL LD-BOX(およびその廉価版LD)と下記コレクターズDVD-BOX(BBBS-9130)に特典映像として収録されている「ウルトラマン前夜祭 ウルトラマン誕生」。(※ビデオリリースあり)

1966年(昭和41年)7月10日に放送された「ウルトラマン前夜祭」は、内容が難解という理由で見送られたウルトラQ第28話「あけてくれ!」の代わりに放送された公開番組(放送前日の7月9日東京杉並公会堂で収録)。円谷プロが(モニター画面を16mmフィルムで撮影した)キネコで保存していたものとなる.
ウルトラマンの操演は幕に引っ掛かり、階段から颯爽と降りてくるはずのウルトラマンは視界不良からコケるという惨憺たる舞台だったようだ。もちろん画面を見る限りでは、観客の子供をインサートするなどして巧くカットしているが、アントラーにキックかますウルトラマンの、ドタッという音と画面の切り替わりの観客の笑い声は見逃せない。
演出は実相寺昭雄監督が担当。実相寺昭雄は舞台上でのトラブルの連続に嫌気がさし、番組のテロップから演出のクレジットを外してしまったというエピソードも残っている。それでも視聴率は30パーセントを稼ぎ、実相寺監督には何のお咎めもなかったとの事。脚本は金城哲夫。

アトラクションにハプニングはつきものだがヒーローなのに三枚目もこなせる特異なキャラクターも長寿人気の秘密。この本邦テレビ初登場シーンから現在までの45年間、子供たちのヒーローとしての地位を常に保っているウルトラマン、いまさらながら凄い事だ。

予告篇前の武田薬品ハイシーAのTV-CMもそのまま収録している約35秒の次週予告編も超貴重。「〜来週のウルトラマンをご期待ください…」淡々と語るナレーションに感動を覚える。
Vol.10
第37話(制作No.37) 小さな英雄
第38話(制作No.38) 宇宙船救助命令
第39話(制作No.39) さらばウルトラマン
特番(制作No.00) ウルトラマン前夜祭
ウルトラマン予告編
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DVD GALLERY
パナソニック版
高画質・高音質のデジタルウルトラシリーズから、ウルトラセブンに続いてリリースされた初代マンDVD初リリースとなる。
放送当時のテレビモニターの品質を考えれば、おそらく本邦初公開ともいうべき高画質さである。以降、ウルトラマンのDVDはすべてこのマスターを使用する事となる。

ウルトラマン誕生から33年(1999年発売当時)、親子二世代にわたるウルトラシリーズのファンも珍しくなくなったおり、そのコンセプトは「親と子でみるウルトラシリーズ」。
各巻映像特典として「親と子のための特撮講座」(約6分)収録。特撮の仙人(何故かピーマン)が映像のトリックを解説しながら、マツダ家のパパ、ママ、タケシと一緒に、ホームビデオカメラによる特撮作品「マイテぃピーマン」を完成させるまでをドラマ仕立ての毎回シリーズとして収録。円谷プロとパナソニックとの提携らしいアットホームな特典となる。

科特隊基地から出撃するジェットビートルなどと共に、各エピソードが始まるというお楽しみメニュー画面収録。
8ページ解説書封入。また初回リリーズ分のみピクチャーディスク仕様。さらに全巻購入特典としてDVDが全巻収納できる紙製の限定コレクターズファイルがもれなくもらえた。
パナソニック版 Vol.1
第1話(制作No.9) ウルトラ作戦第一号
第2話(制作No.1) 侵略者を撃て<5.1ch音声収録>
第3話(制作No.3) 科特隊出撃せよ
第4話(制作No.4) 大爆発五秒前
1999年12月18日<BBBS-1082>
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パナソニック版 Vol.2
第5話(制作No.2) ミロガンダの秘密
第6話(制作No.5) 沿岸警備命令
第7話(制作No.6) バラージの青い石<5.1ch音声収録>
第8話(制作No.8) 怪獣無法地帯
1999年12月18日<BBBS-1083>
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パナソニック版 Vol.3
第9話(制作No.7) 電光石火作戦
第10話(制作No.10) 謎の恐竜基地
第11話(制作No.12) 宇宙から来た暴れん坊<5.1ch音声収録>
第12話(制作No.11) ミイラの叫び
2000年1月25日<BBBS-1084>
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パナソニック版 Vol.4
第13話(制作No.13) オイルSOS
第14話(制作No.15) 真珠貝防衛指令
第15話(制作No.14) 恐怖の宇宙線
第16話(制作No.17) 科特隊宇宙へ<5.1ch音声収録>
2000年1月25日<BBBS-1085>
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パナソニック版 Vol.5
第17話(制作No.16) 無限へのパスポート
第18話(制作No.19) 遊星から来た兄弟
第19話(制作No.18) 悪魔はふたたび<5.1ch音声収録>
第20話(制作No.20) 恐怖のルート87
2000年2月25日<BBBS-1086>
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パナソニック版 Vol.6
第21話(制作No.21) 噴煙突破せよ
第22話(制作No.23) 地上破壊工作<5.1ch音声収録>
第23話(制作No.22) 故郷は地球
第24話(制作No.24) 海底科学基地
2000年2月25日<BBBS-1087>
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パナソニック版 Vol.7
第25話(制作No.25) 怪彗星ツイフォン<5.1ch音声収録>
第26話(制作No.26) 怪獣殿下 前篇
第27話(制作No.27) 怪獣殿下 後篇
第28話(制作No.8) 人間標本5・6
2000年3月25日<BBBS-1088>
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パナソニック版 Vol.8
第29話(制作No.29) 地底への挑戦
第30話(制作No.31) まぼろしの雪山<5.1ch音声収録>
第31話(制作No.30) 来たのは誰だ
第32話(制作No.32) 果てしなき逆襲
2000年3月25日<BBBS-1089>
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パナソニック版 Vol.9
第33話(制作No.33) 禁じられた言葉<5.1ch音声収録>
第34話(制作No.34) 空の贈り物
第35話(制作No.35) 怪獣墓場
第36話(制作No.36) 射つな! アラシ
2000年6月25日<BBBS-1090>
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パナソニック版 Vol.10
第37話(制作No.37) 小さな英雄<5.1ch音声収録>
第38話(制作No.38) 宇宙船救助命令
第39話(制作No.39) さらばウルトラマン
2000年6月25日<BBBS-1091>
全巻購入特典
限定コレクターズファイル
※紙製の全巻収納ケース
最終巻Vol.10のみ高野宏一の貴重な秘蔵フォトライブラリーや円谷プロダクション社長の円谷一夫、コラムニスト泉麻人らが寄せるウルトラマンへのオマージュを掲載した別冊「ウルトラの彼方へ」(16ページ)封入。
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ピーディディ/ハピネット・ピクチャーズ版
ウルトラマン コレクターズBOX (初回限定生産)
2005年4月29日<BBBS-9130>

マニア向けのコレクターズ仕様として再発売されたコレクターズBOX盤。
ウルトラマンのマニアには不評だった映像特典「親と子のための特撮講座」シリーズは削除され、新たに「ウルトラ アペンディックス」として、制作にかかわった当時の関係者へのインタビューが収録。各巻約6分程の映像だがなかなか面白い内容となっている。
また、新映像特典として上記1992年12月ウルトラマン MEMORIAL BOX<BELL-551>(およびその廉価版LD)に収録されていた「ウルトラマン前夜祭 ウルトラマン誕生」(28分44秒)がDVD初収録。ダビングラッシュ(音声無し)、ラッシュプリント(音声無し)、「武田薬品」CMカラー版も収録。
その他、デジパック仕様ニュージャケット、ブックレット、アレックス・ロス描き下ろしオリジナルマウスパッド、デジタルジオラマポストカード封入。

映像的には冒頭のメーカークレジットがピーディディ株式会社にリニューアルされ、メニュー画面の「親と子のための特撮講座」が「ウルトラ アペンディックス」に差し替わった以外は上記パナソニック初盤DVDとほぼ同じ映像となる。

初回限定版となるがウルトラQ、ウルトラセブンのボックスと違い、特典紹介シールが商品保護用の透明ケースにシュリンクと共に貼られているため、中古ショップ等での特典紹介シールの現存率が少ない。不要な人にはただのゴミだが、所有する事が目的のマニアには重要なポイントである。
BOX & COLLECTOR'S BOOK
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Vol.0 特典ディスク
ウルトラマン誕生 ウルトラマン前夜祭
ダビングラッシュ(音声無し)
ラッシュプリント(音声無し)
「武田薬品」CMカラー版
米詳細はジャケット画像をクリック
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Vol.1
1.ウルトラ作戦第一号
2.侵略者を撃て<5.1ch音声収録>
3.科特隊出撃せよ
4.大爆発五秒前
■ウルトラ アペンディックス
「イメージの具現化」(6分6秒)
視覚効果技師 飯塚定雄孝氏が語る創作秘話
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Vol.2
5.ミロガンダの秘密
6.沿岸警備命令
7.Sバラージの青い石<5.1ch音声収録>
4.大爆発五秒前
■ウルトラ アペンディックス
「助監督の視点」(5分32秒)
特撮助監督 山本正孝氏が語る現場での苦心談
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Vol.3
9.電光石火作戦
10.謎の恐竜基地
11.宇宙から来た暴れん坊<5.1ch音声収録>
4.大爆発五秒前
■ウルトラ アペンディックス
「初めての現場」(5分32秒)
制作進行 梅本正明氏が語る初めてのロケ体験
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Vol.4
13.オイルSOS
14.真珠貝防衛指令
15.恐怖の宇宙線
16.科特隊宇宙へ<5.1ch音声収録>
■ウルトラ アペンディックス
「演技と殺陣」(5分54秒)
俳優 中島春雄氏が語る演技、殺陣の構築
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Vol.5
17.無限へのパスポート
18.遊星から来た兄弟
19.悪魔はふたたび<5.1ch音声収録>
20.恐怖のルート87
■ウルトラ アペンディックス
「情熱をとらえて」(5分35秒)
本編カメラマン 福澤康道氏が語る当時の現場
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Vol.6
21.噴煙突破せよ
22.地上破壊工作<5.1ch音声収録>
23.故郷は地球
24.海底科学基地
■ウルトラ アペンディックス
「生命を形づくる」(5分44秒)
造型師 開米栄三氏が語る怪獣着ぐるみの造型
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Vol.7
25.怪彗星ツイフォン<5.1ch音声収録>
26.怪獣殿下 前篇
27.怪獣殿下 後篇
28.人間標本5・6
■ウルトラ アペンディックス
「瞬間を子供たちに」(5分51秒)
講談社カメラマン 大島康嗣氏が語る当時の特撮現場
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Vol.8
29.地底への挑戦
30.まぼろしの雪山<5.1ch音声収録>
31.来たのは誰だ
32.果てしなき逆襲
■ウルトラ アペンディックス
「ウルトラ・イラストレーション」(5分23秒)
画家 梶田達二氏が語る独自の作画技法と表現方法
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Vol.9
33.禁じられた言葉<5.1ch音声収録>
34.空の贈り物
35.怪獣墓場
36.射つな! アラシ
■ウルトラ アペンディックス
「夢のシーンの再現」(6分1秒)
玩具企画・開発 (いしづき)三郎氏が語るソフビ人形の世界
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Vol.10
37.小さな英雄<5.1ch音声収録>
38.宇宙船救助命令
39.さらばウルトラマン
■ウルトラ アペンディックス
「ウルトラマンの現場」から(5分28秒)
特撮助監督 大木淳吉氏が語るウルトラマンの特撮
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バンダイビジュアル版 ウルトラ1800シリーズ
バンダイビジュアルよりウルトラ1800シリーズとして再リリースされた廉価版DVD。
ニュージャケット、ニューピクチャーディスク仕様。見開き4ページ解説書封入。初回特典として各巻1枚「なつかしの怪獣ブロマイド」封入。当時の5円引きをイメージさせる紙袋入り。

映像的には、上記1999年12月よりリリ−スされたパナソニック版初盤DVDのパナソニックデジタルネットワークサーブ株式会社のメーカークレジットが削除された以外はまったくの同内容で、「親と子のための特撮講座」もそのまま収録されている。


■初回封入特典
「なつかしの怪獣ブロマイド」
※見たい人はオンマウス
Vol.1
1.ウルトラ作戦第一号 2.侵略者を撃て<5.1ch音声収録>
3.科特隊出撃せよ 4.大爆発五秒前
2009年2月18日<BCBS-3406>
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Vol.2
5.ミロガンダの秘密 6.沿岸警備命令
7.Sバラージの青い石<5.1ch音声収録> 8.甘怪獣無法地帯
2009年2月25日<BCBS-3407>
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Vol.3
9.電光石火作戦 10.謎の恐竜基地
11.宇宙から来た暴れん坊<5.1ch音声収録> 12.ミイラの叫び
2009年3月4日<BCBS-3408>
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Vol.4
13.オイルSOS 14.真珠貝防衛指令
15.恐怖の宇宙線 16.科特隊宇宙へ<5.1ch音声収録>
2009年3月11日<BCBS-3409>
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Vol.5
17.無限へのパスポート 18.遊星から来た兄弟
19.悪魔はふたたび<5.1ch音声収録> 20.恐怖のルート87
2009年3月18日<BCBS-3410>
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Vol.6
21.噴煙突破せよ 22.地上破壊工作<5.1ch音声収録>
23.故郷は地球 24.海底科学基地
2009年3月25日<BCBS-3411>
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Vol.7
25.怪彗星ツイフォン<5.1ch音声収録> 26.怪獣殿下 前篇
27.怪獣殿下 後篇 28.人間標本5・6
2009年4月1日<BCBS-3412>
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Vol.8
29.地底への挑戦 30.まぼろしの雪山<5.1ch音声収録>
31.来たのは誰だ 32.果てしなき逆襲
2009年4月8日<BCBS-3413>
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Vol.9
33.禁じられた言葉<5.1ch音声収録> 34.空の贈り物
35.怪獣墓場 36.射つな! アラシ
2009年4月15日<BCBS-3414>
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Vol.10
37.小さな英雄<5.1ch音声収録> 38.宇宙船救助命令
39.さらばウルトラマン  
2009年4月22日<BCBS-3415>
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●長篇怪獣映画「ウルトラマン」へ続く…

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