1966年のテレビ放映版「ウルトラマン」ではカットされてしまった映像や、未編集フィルムなどを多数使用していた家庭用8ミリ「ウルトラマン8ミリシリーズ」を収録した「ウルトラマン THE LOST FILMS-8ミリ映画コレクション」DVD。 1968年から70年代に発売されたサングラフ版の家庭用8ミリ映写機フィルムから「宇宙から来た暴れん坊」「ミイラの叫び」「謎の恐竜基地」「オイルSOS」「宇宙から来た暴れん坊/カラー版」の5本を収録しているが、そのレア度はかなり高く、まさにロストフィルム。
フィルム自体のクオリティはお世辞にもきれいとは言えず、あくまでも特典映像的なレベルだが、過去にリリースされたビデオ、LD、DVDのいずれにも収録されていないため初ビデオ・初ディスク化となる。 添付解説書によるとウルトラマンの8ミリ映写機用フィルムには1966年放送当時に発売されたマルサン商店版も存在するが、本DVDに収録されているサングラフ版の方が、映像が追加編集されているロングバージョンとの事。また「科特隊宇宙へ」の8ミリフィルムも存在するが、放送版と同じものであるため本DVDには未収録。 8ミリフィルムは映像のみのため当時の撮影エピソードを語る満田監督の解説音声付。 当時の雑誌・新聞記事、テレビ番組表、広告、未公開スチールを多数収録したB5判ビジュアルブックとのセットでのDVDリリース。資料的な活字媒体とDVD映像のセット販売はなかなか良い企画だ。(2005.04.22)
当時公開されたオリジナル72分版フィルムは紛失、現存していたのは海外版として追加編集されたフィルムのみであった。 このフィルムを使用して作られたLD(ビデオ)がこの国内初盤LD海外90分版(「ガメラ永久保存計画」ボックスLD及びその単品盤発売LDはこの海外版をもとにさらにオリジナル版に近づける為に短縮した81分版)。 海外版といっても特に新撮部分は無く、side-1のバイラス人がガメラの弱点を見つけるために記憶を探る場面、29:26から38:30までのギャオスとの戦いのシーン約9分間が追加されている編集違いバージョン(記憶回想場面が長い)。 子供の味方、流血戦、耐えに耐えて最後に勝つ!いよいよお子様路線でパターン化されたガメラシリーズ第4作。 泣く子もだまるガメラマーチにのって、怪獣映画ブームに湧く当時の少年達を夢中にさせた。
1999年7の月、恐怖の大王が降ってくるというノストラダムスの人類滅亡の大予言を映画化した、1974年東宝作品「ノストラダムスの大予言」海外盤LD。英語吹替、テレビサイズ版。 正規ルートで入手できた唯一のもので、114分のオリジナルを88分に短縮したバージョン。 環境汚染による奇病・奇形児の誕生、異常気象による地球的飢餓、オゾン層破壊、さらに放射能汚染によるニューギニア原住民の変貌、ラスト近くの被爆後の奇形人類など、かなり露骨な映像が登場する。 東宝のビデオソフト発売予定リストに一度掲載された事があるが、国内では諸事情により幻の作品と化している。
1992年にパイオニアより発売された特撮映画<秘蔵>シリーズ8作品の販促企画「予告編集ディスクプレゼント」用特製20センチディスク。 フィルムノイズだらけの「宇宙人東京に現わる」や、「吸血鬼ゴケミドロ」、「宇宙大怪獣ギララ」海外版予告編「THE X FROM OUTER SPACE」版などが収録。 1 「透明人間現わる」予告編 2 「宇宙人東京に現わる」特報 3 「宇宙人東京に現わる」予告編 4 「宇宙大怪獣ギララ」予告編 5 「宇宙大怪獣ギララ」海外版予告編 6 「吸血鬼ゴケミドロ」予告編